目次
Googleの機能はChrome以外でも使える?
覚えておきたいGoogleの便利機能
検索力が向上するコツ
遊び心満載な小ネタ機能も
最後に
スマートフォン(以下、スマホ)やパソコンを使う中で、必ずと言っていいほど目にするのがGoogleのサービスではないでしょうか。
気になるカフェを検索したり、地図で現在地を特定したり。Googleのサービスは、仕事や日常生活で役立つ便利機能が盛りだくさんです。いまや、Googleのサービスなしではビジネスも日常生活も成り立たないと言っても過言ではないかもしれません。
この記事では、そんなGoogleのサービスについて説明していきたいと思います。
Googleの機能はChrome以外でも使える?
Chromeとは、Googleが提供するブラウザのこと。Chrome自体にも、ページ翻訳や音声読み上げといった便利機能があります。
Chromeの普及率が高いため、Chrome経由でGoogleのサービスは利用されることが多くなります。しかし、Chromeでなければ、Googleのサービスを使用できないかと言うと、そうではありません。
Googleのサービスはインターネット経由で提供されます。つまり、クラウドサービスです。そのため、インターネットに接続できれば、Microsoft EdgeやFirefoxのような他社製ブラウザでも利用することができるのです。
スマホでは特に、ChromeよりもアプリでGoogleのサービスを使うことがメインになるでしょう。アプリは、一つのサービスを提供することに特化したものです。そのため、操作性や機能性の面で、ブラウザよりも優れています。ユーザーの利用体験を向上させるため、多くの企業は自社サービスの専用アプリを開発し、アプリの使用を奨励する傾向があります。
覚えておきたいGoogleの便利機能
Googleが提供する便利な機能は非常に豊富なので、全てを説明できませんが、特に覚えておきたいものをピックアップして解説します。
1: Google ドキュメント・Google スプレッドシート・Google スライド
Google ドキュメント・Google スプレッドシート・Google スライドとは、Microsoft Officeのワード・エクセル・パワーポイントに該当するもの。オンライン上で、これらと同じ機能を利用できます。複数人による同時編集をしやすい点が、大きな強みです。
また、ワード・エクセル・パワーポイントに対して互換性があります。そのため、エクセルをGoogleスプレッドシートで編集・共有することも可能です。
2:Google カレンダー
Google カレンダーは、スケジュール機能が充実しています。開始時刻前の通知やスケジュールの繰り返しを、細かく設定できます。
共有機能も便利です。特定のユーザーやグループと、自分のスケジュールを共有できます。予定の公開・非公開もスムーズにできますよ。
他にも、Gmail(https://support.google.com/a/users/answer/9308934?hl=ja)と連携することで、日程のメールから自動的に会議・宿泊などの予定が追加されます。
3:Google 翻訳
Google 翻訳は、英語や中国語をはじめとする多くの外国語を、ほぼ正確に日本語に訳すことができます。ヒンディー語とペルシア語の文章を日本語に訳しても、おおむね理解することができました。いかに数多くの言語に対応しているのかを、うかがい知ることができます。
さらに、カメラを外国語にかざすだけで、日本語に翻訳します。また、スマホに向かって日本語を話すだけで、訳したい外国語に変換してくれるということもできます。外国人に道を聞かれても、もう大丈夫です。
検索力が向上するコツ
検索する方法はテキスト入力だけではありません。マイクやカメラも立派な検索のツールとなります。つまり、音声や画像で検索するのです。見ていきましょう。
1:Google アシスタント
料理中や運転中など、手が離せない状況下では、Googleアシスタントが便利です。設定すれば、スマホを起動して、「OK Google」と呼びかけるだけで、レシピやルートを検索できます。検索アプリを立ち上げて、文字を入力する手間が省けるので、助かります。
2:Google レンズ
山登りで見知らぬ植物を見かけた時、名前を知りたいと思っても、調べるのは容易なことではありません。そんな時、知りたい植物をGoogleレンズでスキャンすることで、その植物の情報を探してくれます。
他にも、手書きのメモにGoogleレンズをかざすと、それをテキストにしてくれます。さらに、そのテキストをもとに検索も可能です。外国語に翻訳することもできますよ。
3:Google マップ
Google マップは、ルートの検索や観光スポットの検索などに重宝します。
現在地から目的地までの距離や時間を、的確に教えてくれます。目的地はテキスト検索や地図上での検索を通じて、設定可能。時間が短縮するルートが見つかれば、ユーザーに提案してきます。カーナビとしても十分使用可能です。
また、観光名所やレストランなどについて、口コミ・混雑する時間帯・画像といった情報を得ることができます。マップ上で、さまざまなスポットをスムーズに調べることができ、非常に便利です。
他にも、「ストリートビュー」という機能があります。マップ上で、気になるエリアに人型のアイコンを置くと、そこの実際の風景を360度視点で見ることができます。海外の町でも、まるでそこにいるかのように、ストリートビュー上で「散歩」することもできます。
遊び心満載な小ネタ機能も
Googleの検索画面で遊べる無料ゲームがあります。「パックマン」や「ランニング恐竜」、「ブロック崩し」といった昔懐かしいゲームを、インストール不要で楽しめます。
「パックマン」の場合、Googleの検索ホームで「パックマン」と検索すると、一番上に「パックマン」が表示されます。「プレイ」を押すと、ゲーム開始です。
小ネタ機能はゲームだけではありません。試しにGoogleの検索画面に、「一回転」と入力して検索してみてください。画面が一回転してから、検索結果が表示されます。他にも、「斜め」を検索すると、検索結果が斜めに。Googleの検索画面には、こうしたユーモアがいくつも隠されています。
最後に
この記事では、Googleが提供するサービスのごく一部を解説しました。このほかにも、マーケティングツールや写真アプリ、旅行検索サービスなど実にたくさんのサービスがあります。Googleが持つ、圧倒的な情報量を実感させられることでしょう。
いずれのサービスも便利であり、他社の専用アプリも高く評価されているケースもあります。これらのツールを使いこなしていくことで、より快適なネット生活を享受することができるでしょう。
●構成・執筆/京都メディアライン・https://kyotomedialine.com/ FB