子供からお年寄りまで年々利用する人が増加し、すっかり普及したSNS。友人と写真や動画を共有して「いいね」したり、家族や会社などの連絡手段として使ったりと、SNSは多くのシーンで利用されています。でも「SNSって何?」「SNSを始めたいけどやり方がわからない……」と思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は、当たり前のように使われているSNSの意味、その仕組みや危険性、さらにSNSの始め方について説明いたします。
目次
SNSの意味
SNSの仕組み
SNSの危険性とは?
SNSの始め方
最後に
SNSの意味
SNSとは、インターネット上のWEBサイトなどで会員登録し、利用者同士がコミュニケーションできる会員制サービスのこと。ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、頭文字をつなげた言葉です。
SNSの仕組み
SNSは、自分以外の人がなりすまして投稿できないよう、登録制になっています。登録にはメールアドレスや携帯電話番号などが必要で、承認された本人のみ、投稿ができる仕組みとなっています。また、多くのSNSはメールアドレスなどで登録が可能ですが、既存会員から招待してもらわないと登録出来ないSNSもあります。
SNSで何ができる?
SNSは文章や写真、動画などを「投稿」する以外にも、さまざまな機能があります。まずは「プロフィール作成」。名前や趣味などを公開したり、自分の写真をアイコンに設定したりできます。プロフィールや投稿で気になる人がいたら、「フォロー」や「友達申請」ができ、フォローするとその人の情報を積極的に受け取ることができます。
他にも投稿に対して「コメント」や「いいね」などのリアクション、個人的な会話をするための「DM(ダイレクトメッセージ)」。共通の趣味や目的を持っている人たちだけで集える「グループ」機能も、多くのSNSについています。
SNSによってはそれ以外にも、「アンケート」や「電話機能」「ゲーム」など、コミュニケーションを活性化させるための機能が用意されています。
SNSの危険性とは?
簡単に投稿でき、コミュニケーションに便利なSNSですが、そこには危険もあります。なにげなく家のことや会社のことについて書くと、情報漏洩につながることもあります。写真に写り込んだ背景から、住んでいる場所を突き止められるケースも。システム障害によっても漏洩が起きる危険がゼロではないため、暗号化されないSNSでの個人情報や機密情報のやり取りはやめましょう。
また、SNSのアカウント・パスワードを盗まれることで、ハッカーによるなりすましの被害も発生しています。アカウントを乗っ取られても見極めが難しく、自分とつながる友達は警戒心を解いているため、犯人はその安心をつき、詐欺やウイルス配布を行うケースが増えています。
SNSの始め方
それではSNSの始め方をご紹介します。SNSにはInstagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)などありますが、ここでは中高年の利用者が多い、Facebook(フェイスブック)を例にして説明していきます。
Facebook登録に準備するもの
まずは事前に「電話番号」もしくは「メールアドレス」を用意してください。必要なものはそれだけです。あとは案内にしたがって個人情報を入力すればOKです。
Facebookに登録する
今回は、iPhoneのブラウザから登録する方法をご紹介しますが、Androidのブラウザやスマートフォンのアプリ、パソコン、タブレットから登録する場合でも、ほとんど流れは同じです。スムーズに入力できれば1分程度でアカウント登録できます。
Facebookアカウント登録の流れは、以下の通りです。
- 名前を入力
- 生年月日を入力
- 電話番号またはメールアドレスを入力
- 性別を選択
- パスワードを選択
- アカウント認証
- 登録完了
それでは順番に詳しく見ていきましょう。
【1】名前を入力
まずFacebookの公式サイトを開きます。名前を入力してくださいと表示されるので、入力欄に実名を入力し、「次へ」をタップしてください。
Facebookは「実名登録」が基本です。ニックネームや偽名で登録すると、「アカウント停止」され「ログインできない可能性」があるので、必ず本名で登録しましょう。
【2】生年月日を入力
次に生年月日を入力します。
13歳未満の人はFacebookを利用することができません。年齢を隠したい場合はアカウント登録後、プロフィール編集で非表示にしてください。「誕生日」「誕生年」とそれぞれ、細かく公開範囲を指定できます。
【3】電話番号またはメールアドレスを入力
電話番号を入力します。
電話番号を他の人に知られたくない場合は、生年月日と同様、後からプロフィール編集で非表示に変更できます。
また、電話番号ではなく、メールアドレスでも登録が可能です。「次へ」の下に書いてある「メールアドレスで登録」をタップし、メールアドレスを入力してください。
【4】性別を選択
性別を選択します。性別は「女性」「男性」「カスタム」の選択肢があり、選んでタップします。
別の性別を選択する場合や、性別自体を表示したくない場合は「カスタム」を選んでください。
【5】パスワードを選択
6文字以上のパスワードを入力し、「アカウント登録」をタップしてください。
まだ登録完了ではありません。
パスワード登録後、「ワンタップでログイン」の案内が表示されます。「後で」と「OK」のボタンがありますが、「OK」を選択するとパスワードが保存され、スムーズにログインできるようになります。
【6】アカウント認証
最後に「アカウント認証」を行いましょう。
電話番号でアカウント登録した場合は、登録した電話番号のSMSに5桁のコードが届きます。そのコードを入力し、「認証する」をタップしてください。
メールアドレスでアカウント登録した場合は、登録したメールアドレスに5桁のコードが届きます。またGmailで登録した場合は「Googleにログイン」というボタンも表示されるので、そちらをタップしGoogleにログインすることでもアカウント認証ができます。
【7】登録完了
アカウントの認証が終わると、「アカウントの確認されました」と表示され、アカウント登録完了です。ログインしてFacebookをはじめましょう。
最後に
なかなか会えない人とも気軽に会話を楽しめるSNS、今回はその意味や危険性から、Facebookを例に始め方までをご紹介しました。まだ始めたことがない人も使い方を知ってしまえば安心、一度SNSに挑戦してみてください。
●執筆/西村結花(にしむら・ゆか)
UIデザイナー歴17年、CMSテンプレート開発・管理画面の設計等を手掛ける。近年ではデザイナー視点でのLPOやSEOライティングを評価され、BtoB企業のグロースハックチームの一員として活躍する。
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●構成/京都メディアライン・https://kyotomedialine.com