「パートナーが浮気しているかも… 」そんな疑問が生じた時、あなたはどのような行動を取りますか? 事実を知りたい場合、前もって相手に知られずに証拠を集めることが第一ですよね。そこで、株式会社RCLが運営するRCL探偵事務所(https://rcl-tantei.com/)は、1)20代~50代の未婚男女、2)弁護士を対象に、「浮気疑惑とその後の行動」に関する調査を実施しました。一緒に見ていきましょう。
浮気を疑ったときに、「やっていいこと」「悪いこと」とは?
最近では、「サレ妻」「サレ夫」と呼ばれる浮気された側が、Instagramで浮気の証拠を集めた方法などをストーリー形式で投稿したり、ネットで浮気調査マニュアルなどを簡単に手に入れることができるため、自分で調査を行う方も増えています。
しかし、間違った方法で浮気調査を行うと、その証拠は認められないことも多いだけでなく、違法だとして逆に訴えられてしまうこともあるので注意が必要です。
「やっていいこと」「悪いこと」について、アンケート結果を元に確認しましょう。
証拠を押さえたい気持ちがあっても、してはいけない行動とは?
「パートナーが浮気した(疑惑がある)際、してはいけない行動は何だと思いますか? (上位2つ迄)」と質問したところ、「盗聴器やボイスレコーダーを仕掛ける(34.3%)」と回答した方が最も多く、次いで「相手を選ばずに相談する(29.0%)」「持ち物や衣類などにGPSを仕掛ける(20.4%)」と続きました。
パートナーが浮気している、あるいは疑惑がある場合は、さまざまな手段を使って証拠を集めようとしたくなるものですが、「盗聴器やGPSを仕掛けてはいけない」「話す相手を慎重に選ばなければいけない」と思う理由は何でしょうか?
回答者の声を聞いてみましょう。
・プライバシーの侵害で法に触れそうだから(20代/女性/東京都)
・信頼関係が崩れるから(20代/女性/富山県)
・シビアな問題なので相談するなら専門家に相談する(30代/女性/埼玉県)
・相手に非があっても、度合いを超えてしまうと結果的に自分が不利になると思うから(40代/男性/東京都)
皆さん、慎重に行動されているようですね。
浮気疑惑が出たら、すぐにやっておくべき行動とは?
先程の調査で、たとえ浮気(疑惑)の調査であっても「盗聴器やGPSを仕掛ける」ような、信頼を失ったり、プライバシーの侵害に該当したりするような行動はしてはいけない、と多くの方が思っていることがわかりました。
その一方で、逆にどのようなことをしておくべきだと思っているのでしょうか?
そこで、「パートナーが浮気した(疑惑がある)際、やっておくべき行動は何だと思いますか? (上位2つ迄)」と質問したところ、「物的証拠を手元に残しておく(50.3%)」と回答した方が最も多く、次いで「浮気が特定できる写真やトーク履歴のスクリーンショットを撮っておく(31.7%)」「浮気の状況を日記などに記録する(25.6%)」と続きました。
半数以上の方が、物的証拠を残しておく必要があると思っているようです。浮気だと特定できるよう、写真やトークの履歴を手に入れることや、その時の状況を記録することは有効な手段と言えるでしょう。
そうした物的証拠、履歴や記録が必要だと思っている理由を詳しく聞いてみました。
・物的証拠が確実だから(20代/女性/大阪府)
・浮気証拠を残さなければ相手は浮気と認めない可能性があるから(20代/女性/埼玉県)
・証拠を得て弁護士に相談しに行くべき(20代/男性/福岡県)
・言い訳できないようにするため(30代/男性/東京都)
証拠を確保していれば、言い訳をせず認める可能性が高いと思う方が多いようです。
また、弁護士に相談する際にも、あらかじめ自分で証拠を集めておくべきという意見も挙がっていますね。
【弁護士が回答】浮気の自力調査はキケン!?
先程の調査で、未婚男女の多くの方が法に触れるような行動、パートナーとの信頼関係を失うような行動はしてはいけないと思っていることがわかりました。
ここからは、浮気の証拠を集めるために「してはいけない行動」「やるべき行動」を法律の専門家である弁護士に聞いていきたいと思います。
「パートナーが浮気した(疑惑がある)際、してはいけない行動を教えてください(上位1つ迄)」と質問したところ、「浮気(疑惑がある)現場に尾行もしくは突撃する(41.2%)」と回答した方が最も多く、次いで「盗聴器やボイスレコーダーを仕掛ける(28.6%)」「直接問い詰める(24.3%)」と続きました。
では、そのような行動をした場合どのような事態になる可能性が考えられるのでしょうか?
・逆に訴えられる危険性がある(40代/男性/東京都)
・警察沙汰になる可能性がある(40代/男性/東京都)
・信頼関係が一気に崩れる(40代/女性/長野県)
・プライバシーの侵害(50代/男性/神奈川県)
などの回答が寄せられました。
浮気(疑惑がある)現場まで尾行や突撃をしたり、直接問い詰めたりすると、感情が抑えられずトラブルへと発展し、警察沙汰になる可能性も高まってしまうと言えそうです。
また、盗聴器やボイスレコーダーを仕掛けることは、プライバシーの侵害に当たるため訴えられる危険性もあるそうです。
【弁護士が回答】これだけはやっておいて! 浮気発覚時に有利になる行動とその理由
先程の弁護士の回答から、警察沙汰になったり、信頼関係を失ったりする可能性があるため、浮気(疑惑のある)現場に尾行や突撃する、盗聴器やボイスレコーダーを仕掛けるなどはしてはいけない行動であることがわかりました。
では、どのようなことを行っていれば、自分が有利になり相手の浮気を立証できるのでしょうか。
そこで、「パートナーが浮気した(疑惑がある)際、やっておくべき行動を教えてください(上位2つ迄)」と質問したところ、「浮気の状況を日記などに記録する(32.0%)」と回答した方が最も多く、次いで「弁護士に相談する(31.4%)」「探偵に相談する(26.0%)」と続きました。
「やっておくべき行動」は、どのようなメリットが得られるのでしょう。
・法律に基づいて行動できる(20代/男性/千葉県)
・物的証拠になる(30代/女性/東京都)
・立場が優位になる(40代/男性/神奈川県)
・行動パターンが把握できる(50代/男性/北海道)
などの回答がありました。すぐに取り組める日記などに記録することは、「やっていいこと」に該当するようですね。
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最近はSNSの普及で、自力調査をされる方も多いようです。気を付けないと、気持ちが先走ってしまい、良かれと思ったことが「問題アリ」の可能性も。今回の「やっていいこと」を参考にしていただいて、自分自身が不利にならない行動を心がけてください。
調査概要:「浮気疑惑とその後の行動」に関する調査
【調査期間】2021年10月15日(金)~2021年10月19日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,014人(1.20代~50代の未婚男女 511人 2.弁護士 503人)
【調査対象】1)20代~50代の未婚男女 2)弁護士
【モニター提供】ゼネラルリーチ