離婚するか、しないか、それが問題

2人はクルマに戻ると、みなとみらいにあるホテルのデイユースへ。夫は終始デレデレしており、ボディタッチも激しい。明らかに夫婦ではないとわかる、異常におしゃれなシニアカップルはホテルのロビーでもかなり目立っていました。

ルームサービスで食事をして、6時間程度滞在をしていました。これから、女性を送るのでしょうか、世田谷の住宅街へ車で移動します。

別れ際に、車内でキスをして、女性はある一戸建ての中に入っていきました。表札を見るとどうも女性は既婚者の様子。表札の苗字と団体名で検索すると、その専門分野で活躍するエキスパートの女性の記事が出てきました。名前で検索すると、まさにあの女性だったのです。

記事は女性が40代のときに受けたもので、夫と子供がいることをあるインタビューで語っていました。現在はどうか知りませんが、おそらくダブル不倫です。

以上を牧子さんに報告すると、「信じられない! ここは私が前から行きたいと言っていたホテルです」と激怒していました。

「夫の浮気相手とはいえ、この人が気になります」と、女性の素行調査を希望されたので着手。女性の夫は末期がんで入院しており、子供も孫もいるというプライベートがわかりました。女性はかいがいしく夫の病院に通っており、牧子さんの夫とのひとときは、「気晴らしのデート」という感じでした。

結局、牧子さんは女性の調査中に、夫に対して問い詰めたり、過去に苦しめられたりした経験をしつこく語り続けたとのこと。それに対して、あまりのしつこさに夫の我慢も限界を迎えてしまったらしく、夫は「家はお前にやる」と言い、現金を持って家を出てしまったのだそう。

「まさかこんなことになるとは思いませんでした。夫も遊びのようですが、私とは行かずにあんな女と行くのが許せない。このままだと、財産分与も慰謝料も、この家で手を打つと言ってきそう。売ればお金になるのでしょうが、今後別の家に引っ越しをして家賃を払うことを考えたり、住み慣れた家を離れることを考えると、現状維持が一番なのか…」

そこで牧子さんは娘に頼んで夫に連絡してもらったところ、夫もずっと牧子さんから嫌味を言われたり、監視されたりする生活を終えたいと思っていたようで、未練はないと言われたとか。

「こうなったら、頑として離婚せずに、ガマン比べに持ち込みます。それに私の貢献があったから夫は出世をした。そういうことを含めて裁判に持ち込もうと思います」

探偵・山村佳子
夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定メンタル心理アドバイザー、JADP認定夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/

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