新型コロナウイルスの影響により生活様式が大きく変化し、普段の過ごし方も例年とは違ってきています。それはお墓参りも同じかもしれません。皆さんはどうされていますか? そこで、株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームライフスタイル(https://www.lifedot.jp/)は、ライフエンディングの総合サイト「ライフドット(Life.)」において「お墓事情」に関する調査を実施しました。

コロナ禍でのお墓参り事情について、詳細にお伝えします。

■コロナ禍のお墓参りの回数について

2020年、新型コロナウイルスの影響によりお墓参りに行く回数に変化はあったかを聞いたところ、「変化なし」の回答が68.0%と最も多く、続いて、「減少した」が26.2%という結果になりました。新型コロナウイルスの影響でお墓参りに行く回数に変化はなかった人が約7割という結果となりました。

先程の質問では、お墓参りの回数に変化がないという人が多い結果になりましたが、2019年と2020年のお墓参りの回数を聞いたところ、2020年※1は「お墓参りに行っていない」との回答が27.3%と最も多く、2019年の17.2%から10.1%増加しました。新型コロナウイルスの影響もあり、お墓参りに行くことを控えた人は昨年より増加したことがわかる結果となりました。
(※1 2020年は、2020年1月1日から11月30日までを調査期間としています。)

■お墓の見直しについて

「新型コロナウイルスの影響により、お墓の場所や供養の方法について見直そうとしたことはありますか?」と伺ったところ、21.5%の人が「お墓の場所や供養方法を見直そうとしたことがある」と回答しました。お墓の場所や供養の方法について見直そうとした理由を聞いたところ、「お墓の管理が難しいから」が57.8%、次に「お墓参りに行きづらいから」が50.4%、「お墓に関する出費を抑えたいから」が37.0%でした。この結果から、新型コロナウイルスの影響で外出しにくい状況となり、お墓の管理を難しく感じている人が多いことがわかります。

お墓の場所や供養の方法についてどんな方法を検討したか聞いたところ、「納骨堂での供養」を考えている人が35.6%、「お墓の引越し」を考えている人が20.7%、「樹木葬での供養」を考えている人が15.6%という結果になりました。管理の負担が少ない供養を考えている人が多いことがわかりました。

■オンライン墓参りについて

「オンライン墓参りというサービスがあることを知っていますか?」と伺ったところ、知っていると答えた人は53.7%と半数以上がサービスについて知っていることがわかりました。続いて、「オンライン墓参りを使ってみたいと思いますか?」と聞いたところ、「使ったことはなく、使ってみたくない」と答えた人が6割以上という結果になりました。

「使ったことはなく、使ってみたくない」と答えた人を対象に、オンライン墓参りを使いたくない理由は何ですか?と聞いたところ、「実際に現地でお墓参りしたいから」という人が57.7%と約6割近くに上ることがわかりました。オンラインサービスの普及が話題となっている昨今ですが、お墓参りは実際に現地で行いたいという人が多いことがわかりました。

墓じまいについて抵抗感や後ろめたい気持ちがない人は4割以上

「墓じまいという言葉を聞いて、抵抗感や後ろめたい気持ちはありますか?」と聞いたところ、抵抗感や後ろめたい気持ちがあると答えた人は36.2%、抵抗感がないと答えた人は43.1%という結果になり、意外にも墓じまいに抵抗感がない人のほうが多いことがわかりました。

墓じまいに抵抗感があると答えた人に対して理由を聞いたところ、「先祖に申し訳ない」と考えている人が56.9%と半数以上になりました。次に、「親戚に反対されそう」と回答した人が15.4%、「先祖に祟られそう」という答えが13.6%となりました。受け継がれてきた先祖供養の形を、大切にしたいという気持ちが表れていると考えられます。

■お墓の専門家からのコメント

2020年は新型コロナウイルスの影響で、お盆やお彼岸の時季に帰省の自粛が取り上げられた一年でした。しかし、お墓参りに行く頻度に関しては約7割の人に変化がないという結果になりました。また、「オンライン墓参り」や「墓じまい」への抵抗がある理由を見ても、ご先祖様を大切にされる気持ちをお持ちの人が多いことがわかります。

特に「オンライン墓参り」に関しては、半数以上の人が「利用したくない」と回答していることをふまえると、昨今のオンラインサービスの普及とは相反する傾向が見られました。新型コロナウイルスに関しては、まだまだ油断ができない状態です。来年以降もwithコロナでの行動が続いた場合、「オンライン墓参り」への意識がどのように変化するか気になるところです。

最後に、物理的にお墓の掃除や管理が困難なときは、「墓じまい」や「お墓の引越し(改葬)」をお勧めします。どんなに先祖供養の形を大切にする気持ちがあっても、放置されるお墓よりは代理で丁寧に管理をしてくれる場所にご遺骨を預けられるほうがメリットがあります。無縁仏にしないためにも、早めの選択がご先祖様を想う供養に繋がるでしょう。(ライフドット担当者)

***

生活様式が大きく変化し、お墓参りも例年通りとはいかなくなってきているようです。いかなる場合でも、ご先祖様を大切に想う気持ちが大事なのではないでしょうか? 新しい生活様式やご自身にあった方法で、ご先祖様を大切に供養していきたいですね。

【データ出展】
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代~60代以上の男女
調査期間:2020年12月1日~12月2日
調査エリア:全国
サンプル数:1,096

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