ソニーが新しいポータブルヘッドホンアンプ『PHA-1A』を発表しました。
ヘッドホンアンプとは、文字通りヘッドホン専用のアンプのことで、音楽プレーヤー、ヘッドホンとつないで使います。ヘッドホンアンプには、アンプだけでなく、デジタル信号をアナログに変換するD/Aコンバーター(DAC)を搭載しているものもあり、ヘッドホンアンプを通して聴くことで音質の向上が期待できます。
ソニーの『PHA-1A』は同社の入門モデル『PHA-1』の後継機となる製品で、192kHz/24bitまでのハイレゾ再生に対応するDACを内蔵しています。
DACチップにはWolfson Microelectronics社のWM8740を採用、アナログ増幅部のオペアンプにはTI社のLME49860を使い、出力段にはヘッドホン専用に開発されダイナミックレンジ120dB、スルーレート1300V/usを誇るTPA6120を使っています。
接続はデジタルのみで「ウォークマン」「Xperia」『iPhone』『iPad』『iPod』、PCなどに対応しています。「ウォークマンAシリーズ」とペア組むとちょうどいいコンパクトなサイズになりました。また本体充電時に「ウォークマン」を接続しておくと同時充電できる機能が追加されています。
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