それでは実際にEVFを使うとどんな風に画像が見えるのかをチェックしてみましょう。こちらが通常の液晶モニターの画像です。
こちらがEVFの画像を実際に撮影したものです。ほんとうはもっとキレイなのですが、撮影条件が厳しく画質が劣化しました。ファインダーの上下に撮影情報が表示され、画面には構図を決めるのに便利なグリッドと呼ばれる格子と水準器が表示されます。
ソニー『RX100III』の特徴はドイツの名門カールツァイス「バリオゾナーT*」レンズの搭載です。カメラはライカ、レンズはツァイスと呼ばれるほどの高画質で世界を席巻したメーカーです。さらに高画質を支える大型センサーと最新の画像処理エンジンを搭載しています。
「バリオゾナーT*」には、非球面レンズを9枚も使うと同時に、世界初のガラス非球面レンズを2枚接続したものが使われています。これにより24mm広角で明るく、しかも小型のズームレンズができました。
デジタルカメラの心臓部であるセンサーには、一般的なコンパクトデジカメが採用する1/2.3型ではく、大型の1.0型CMOSセンサーを搭載しています。右側が1/2.3型、左が『RX100III』に搭載された1型です。
センサーサイズが大きくなると、高画質、高解像度、そして高感度のノイズが減り、夜景や暗い室内でもキレイな写真が撮れます。
■次のページではソニー『RX100III』での作例を紹介