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『俺、つしま』シリーズ累計30万部突破記念座談会 Part1
おぷうの兄さん×つしま×おじさん編集者

「あらゆる猫漫画の中で、猫の描写が最もリアル」と評される『俺、つしま』(おぷうのきょうだい著、小学館刊)をご存知でしょうか。『サライ』の編集者が編集を担当し、2018年4月に第1巻、そして今年5月の末に第2巻が刊行されるや、多くの書店でベストセラーにランクイン。たちまちシリーズ累計30万部を突破しました。

今回は、30万部突破を記念して、作者「おぷうのきょうだい」の絵を描く人(=おぷうの兄さん)が、主人公猫のリアルつしまさん(つーさん)を伴って、担当編集者との座談会に応じてくれました。『俺、つしま』で描かれた「元野良猫つーさんがおくる、笑いと涙、愛と友情の一大ロマン」の舞台裏を語ります――。

『俺、つしま』シリーズ累計30万部突破記念座談会

『俺、つしま』シリーズ累計30万部突破記念座談会にのぞむ、つーさん(左)、おぷうの兄さん(中央)、インタビュアーのおじさん担当編集者(右)

読者から反響の声、続々!

――『俺、つしま2』、刊行して1週間の時点で読者さんからの声がこんなに届いています(アンケートの内容を見せながら)。

おぷうの兄さん(以下「兄」):こんなに……すごいですね。ほら見て、つーちゃん。

つしま:どくしゃにはどんな人たちが多いの?

――アンケートを送ってくださった読者は、年代は10〜70代と幅広いですね。男女ともに人気があるようですがどちらかといえば女性が多いようです。お子さんの感想を親御さんが代筆してくれたものもいくつかありました。『俺、つしま』を出かける時も持ち歩くほど気に入ってくれた、小さなファンもいるようです。

兄:お子さんも読んでくれているというのはうれしいですね。それと、こんな絵なのに女性のファンの方が多いというのも意外でした。

つしま:俺がほら、かわいいから。

兄:うん、ほんとにそうだね。

――猫を飼ってらっしゃる方からの共感の声が圧倒的に多かったですね。「どこか懐かしい寅さん的なところが大好きです」という感想もありました。

兄:妹も自分も昔の映画が、もちろん寅さんも好きなので、その影響はあると思います。

つしま:おまえら、毎日同じ映画ばっかり観てるもんね。

――Twitterでも読者さんの「感動した」「心が温かくなった」というツイートが目立ちます。

兄:ありがたいことに1巻はたくさんの方々に支持してもらえました。2巻はどうかなと思っていたのでホっとしています。

つしま:おじいちゃんも、ずっとドキドキしてたみたい。俺みたいにどっしり構えてればいいのにね。

兄:つーちゃんはすごいなぁ。

つしま:へへへ。

猫との出会い ~窓から入って来た子猫~

――ずっと猫を飼ってきたんですか?

兄:二十数年前ですかね、目がグジュグジュの子猫が一匹、窓から入って来たんですよ。よく見ると鼻水もすごい。そばに寄るとフーシャー威嚇して逃げちゃうので何とか段ボール箱を被せて、それを毛布で包んで病院に連れて行きました。

診察してもらうとすごい熱で、よくなるまでウチに閉じ込めて看病することになって。そのうち膝の上で寝てくれるようになって、かわいくてたまりませんでした。それが最初に飼った子で、チビといいます。19歳まで生きてくれました。

チビには兄弟がいて、毎日一匹ずつ兄弟がやって来るんですよ。全部で7匹もいました。母親も結局居つくようになり、父親らしき猫まで通って来るようになって、あっという間に一家に家を乗っ取られました(笑)。

二巻-俺、つしま

――それは大所帯ですね。

兄:大所帯です(笑)。チビたちが来てから度々、野良も来るようになったんですが、明らかな野良には不妊手術を受けてもらいました。とくに妹は、しょっちゅう動物病院に行っていたような気がします。

当時は近所にすごく野良猫が多くてちょっと揉め事もあったと聞いて、近所の皆さんと協力して不妊手術と里親探しをがんばりました。その時に近所の人たちとも親しくなれたんですよ。

【次ページに続きます】

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