俵屋宗達らとともに「琳派」の創始者とされる本阿弥光悦が、徳川家康から京都洛北の鷹ヶ峯の土地を与えられ芸術サロンとも呼ぶべき「光悦村」を作り、創作と風雅三昧の生活を送り始めたのが1615年のこと。それから400年を迎える2015年は、「琳派400年」の年として、さまざまな催しが予定されています。
なかでもぜひ足を運んでいただきたいのが、1月21日(水)から2月2日(火)まで東京・日本橋の日本橋三越本店新館7階ギャラリーで行なわれる「岡田美術館所蔵琳派名品展 ~知られざる名作初公開~ 」。今回は、琳派の源流から、明治・大正・昭和に至る近代琳派まで400年の系譜を、岡田美術館(神奈川県)所蔵の40点余の絵画・工芸(陶磁器、漆器)や、映像資料などを通じて紹介します。また岡田美術館館長の小林 忠氏による知られざる琳派についての講演会も実施される予定です(詳細は、追ってご案内します)。
三越と琳派の関わりは、呉服店・越後屋を営んだ三井家が、琳派を代表する画家・工芸意匠家の尾形光琳らを支援した江戸時代にまで遡ります。明治37年(1904)に「光琳遺品展覧会」を開き、琳派の周知に一役買ったことでもよく知られています。「岡田美術館所蔵 琳派名品展 ~知られざる名作初公開~ 」も、ご期待ください。
チケットの発売は、こちらから。
【「岡田美術館所蔵 琳派名品展 ~知られざる名作初公開~ 」の概要】
開催日時:
1月21日(水)~2月2日(月)10時~18時30分(19時閉場)
※最終日は、17時まで(17時30分閉場)
開催場所:日本橋三越本店新館7階ギャラリー
〒103-8001
東京都中央区日本橋室町1-4-1
http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/access/index.html
チケット料金:800円(前売券は、600円。前売券の購入は、こちら。12月1日(月)~1月20日(火)までは、ローソン・ミニストップ(Lコード:34672)にて発売しています)※三越 M CARD、伊勢丹アイカード、エムアイ友の会カード、三越伊勢丹ホールディングス株主様ご優待カードなどのご提示で、ご本人と同伴者1名(合計2名)まで無料入場できます。
お問い合わせ:日本橋三越本店☎03・3241・3311