誰だって悩みのひとつやふたつはあるだろう。その中には、人には言えない“おしりの悩み”を抱えている人もいるのでは? そんなおしりのトラブルについて、大王製紙が20~40代の男女500名を対象に大調査! 人知れず痔の痛みに耐える、“痔主”の悲痛な声を紹介する。
■ 痔の痛みは7割超がストレス!その悩みは、家事・育児に追われること以上!?
はじめに、20~40代男女1,786名に「痔に関する悩み」があるか聞いた。その結果、少しでも悩みがある人も含めると6割が「ある」と回答し、悩みを感じる人の多さがわかる結果に。そこで、悩みを感じている人500名に絞り、さらに調査を行った。まず、痔の痛みに対してストレスを感じることがあるか聞くと7割超が「ある」と回答した。
また、痔の痛みによる行動の変化について聞くと、「ふだんからおしりの状態に気を使って生活している」と回答した人が約6割も見られる結果となった。
このことから、多くの人が痔の痛みに対してストレスを抱え、気を使いながら生活していることがわかった。
そのストレスの大きさを表現してもらうと、「家事や育児に追われるストレスよりも大きい」(32歳女性)、「仕事で上司に怒られるストレスよりもダメージが大きい」(28歳男性)など、日常的にこなす家事・育児や仕事などよりもストレスが大きいと回答している人もいる。
「相談のしにくさや病院への行きづらさによるストレスや不安は、毎日の電車通勤のストレスより大きい」(27歳女性)、「まわりに相談できない分、職場などでは骨折よりつらい」(39歳男性)などの意見も聞かれ、周囲へ相談しづらいこともストレスの大きさにつながっているようだ。
■痔の痛みは、他の悩みと比べると人に相談しづらい
そこで、「痔の痛み」が他の悩みと比較して周囲の人に相談しづらいと思うかきくと、8割超が「そう思う」と回答。
相談経験がある相手について聞くと、1位は「母親」(43%)、2位は「友人・知人」(21%)、3位は「父親」(19%)となった。2位以下の「友人・知人」になると2割前後と大きく割合が下がり、やはり相談のしづらさを感じる人が多いことがわかる結果となった。
■ 痛みによる変化1位は「シャワートイレを探す」…約7割が「ありがたみを感じる」
相談しづらく、ストレスをためる人も多いことがわかった「痔の痛み」。では、日常生活にどのような変化が起きるのか。その経験について聞くと、1位は「シャワートイレ付きのトイレを探すようになる」(47%)、2位は「トイレットぺーパーの紙質にこだわるようになる」(40%)、3位は「シャワーではなく湯船につかるようになる」(25%)が続き、「トイレ」時の行動・意識が変化する人が多いことがわかった。
実際に、痔の痛みを経験した後、シャワートイレのありがたみが身に染みるようになったと感じるか聞くと、約7割が「そう思う」と回答。
「ホテルなど選ぶときシャワートイレ付きしか選ばない」(49歳女性)、「トイレットペーパーが少し高くても品質重視するようになった」(45歳女性)などの声も聞かれ、一時的に外出先のトイレを利用する際もシャワートイレであるかどうかやトイレットペーパーの紙質を重要視する人も少なくないようだ。
■ 約7割が、トイレでおしりを「こすり拭き」! 痛みの“おかわり”経験も
シャワートイレやトイレットペーパーの紙質が気になる背景には、トイレでのおしりの「こすり拭き」にも一因があるようで、「おしりをこすって拭いたことで、患部を刺激するなどつらい経験をしたことがある」人が約7割も見られ、痛みをもう一度“おかわり”してしまっているという結果になった。
今回の調査では、「痔の痛み」によるストレスが家事や仕事で受けるストレスを上回るほどの大きなストレスだととらえている人もいることや、「トイレ」時の行動・意識が変化する人が多く、中でも「シャワートイレ」のありがたみを感じる人の多いことが判明した。その一方で、トイレではおしりを「こすり拭き」してしまい、つらい経験をしている人が多いという実態も明らかになった。
痔の痛みによるストレスを抱えながら、病院へ行くのをためらい、我慢している人も多いようだが、くれぐれも症状を悪化させぬよう、ご注意を!
文/鳥居優美