横浜洋家具の伝統技術を注ぎ込んだ逸品
横浜は開港時(1859年)より洋家具作りの技術がもたらされ、家具商も増えていった。「ダニエル」はその洋家具萌芽の時代を継承し、伝統的なスタイルの家具の製造と販売を手がけてきた。
紹介するのは、洋家具の歴史とともに歩んできたダニエルが、丹精込めた職人による手作りの一品。写真のようにペットや家族を供養する祭壇のほか、遠く離れて暮らす家族の写真を飾ったり、旅の写真にちょっとした土産を添えたりと、多様な使い方ができる。
「ダニエルカラー」という落ち着いた発色は、木肌を研磨し塗装を15工程繰り返すことで生まれる。家具作りに使われる、面取りや合わせの技術が存分に注ぎ込まれ、端正で美しい仕上がりを見せる。
さまざまな思い出を、美しく残しておける小さな「祭壇」である。
【今日の逸品】
オリジナル・メモリアルスタンド
『サライ』×ダニエル(日本)
39,600円(消費税込み)