世の中にはたくさんカレンダーアプリがあり、スケジュール管理を簡単にできるものも多いです。
数多くあるカレンダーサービスの一つがGoogle カレンダーです。Google カレンダーはパソコンやiPhone・Androidなどのスマートフォン(以下、スマホ)など、さまざまなプラットフォームで利用が可能。また、機能が豊富な上にGoogle Keepなどの他のGoogleのサービスとも連携しているのも、便利なところです。
この記事ではGoogle カレンダーについて、予定を追加する方法や削除する方法などGoogle カレンダーを使いこなす方法を解説します。
目次
Google カレンダーとは
予定の追加
予定の削除
表示の変更
リマインダーの設定
最後に
Google カレンダーとは
Google カレンダーとは、Googleが提供するカレンダーサービスのことです。iPhone・Androidといったスマホやパソコンなど、さまざまなプラットフォームから利用することができます。そのため、時間や場所を問わず予定を管理できて便利です。
また、機能も豊富で、細かい日時の指定、通知のタイミングの設定、住所の設定、色分け、複数人での共有などの機能が提供されています。パソコンからブラウザでログインすると、画面が広いので操作しやすいでしょう。
予定の追加
この記事では、パソコンでの使い方を例に解説します。スマホにおいて、ボタンの位置が多少異なるといったことがありますが、基本的に使い方や機能は変わりません。
まず、予定を追加していきます。画面左上にある作成ボタンをクリックすると、「予定」「タスク」「予約スケジュール」という3項目があるので、ここでは「予定」を選択。すると、予定を追加するためのダイアログが表示されます。
ここにタイトル・内容説明・日時・Google Meet(オンライン会議の場所の設定)・場所情報・添付ファイル・通知のタイミングなどの入力・設定を行います。場所情報については、「東京駅」「大阪城」などと入力しておくと、Google マップでそこの情報を見ることができます。初めて訪問する場所でも、安心して行くことができるでしょう。
必要な情報を入力したら、ダイアログの下にある「保存」を押して終了です。なお、作成した予定は複製することもできます。また、予定の日時を変更したい場合は、その予定をドラッグアンドドロップで新しい日時の位置に動かすことで、変更できます。
予定追加できない場合、インターネットが遮断されていることで同期が有効になっていないことなどが考えられます。
「タスク」と「予約スケジュール」についても説明します。
「タスク」は、タイトル・日時・内容説明を入力・保存すると、画面右側にあるGoogle ToDo リストにそのタスクが登録されます。チェックをつけると、完了と見なされ、打ち消し線が引かれます。
「予約スケジュール」は、作成ボタンからだと、有料プランへの移行を促すダイアログが出てくるので、カレンダー上の日時が表示されている箇所をクリックしてから「予約スケジュール」を選んでください。
この項目からは予約画面を作成できます。具体的な事例を挙げると、学校で保護者面談などを設定したい時に面談日・各面談の時間・休憩時間・1日の最大面談数などを設定することができます。予約確認メールを送信できるのも便利です。設定手順の詳細については公式サイト(https://support.google.com/calendar/answer/10729749?hl=ja)をご覧ください。
予定の削除
予定を削除する時は、その予定を選んでゴミ箱のアイコンをクリックするだけです。
削除された予定はただちに完全消去されるわけではなく、いったんゴミ箱(https://calendar.google.com/calendar/u/0/r/trash)に移動されます。ゴミ箱に移動した予定は30日後に完全消去されることになるので、元に戻したい場合はゴミ箱でその予定にチェックをつけて戻します。手動で完全消去したい際は、「ゴミ箱を空にする」を押してください。
表示の変更
カレンダーは表示する形式を変えることも可能です。日(当日のみ)・週(1週間の予定)・月(1か月分の予定)・年(1年分の予定)・スケジュール(スケジュールのみを時系列に表示)・4日という単位で表示することができます。これによってカレンダーを見やすくすることができるでしょう。
リマインダーの設定
リマインダーとは、あることを通知して知らせてくれる機能のことです。うっかり忘れの防止に役立ちます。
リマインダーを登録する場合、まずカレンダー上の任意の場所をクリックしてください。そして、「リマインダー」を選んでタイトルやリマインドする日時を指定。後は予定を作成したのと同じように、「保存」のボタンを押すだけです。
これによって、指定した日時にリマインドが来るように。
なお、リマインダー機能についてですが、将来的にGoogle ToDo リストに移行することが公式サイトから発表されています(https://support.google.com/tasks/answer/12572073?sjid=2551381603508436785-AP&visit_id=638292365526516565-3014229268&p=reminders_migration&rd=1)。そのため、削除したリマインダーなどを除いてリマインダーはタスクに変換されるようです。設定しているリマインダーが消去されるわけではないので、その点については心配する必要はありませんが、移行先となるGoogle ToDo リスト(タスク管理サービス)について理解を深めておいた方がいいかもしれません。
最後に
Google カレンダーは、プライベートやビジネスなどのスケジュール管理に便利なツールです。予定の追加や削除、表示の変更、リマインダーの設定など、多彩な機能を駆使して、物事を効率的に処理することができます。日常の予定を整理し、スケジュールをスムーズにこなす手助けになってくれることでしょう。
●構成・執筆/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。