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松浦武四郎~「北海道」の名づけ親【にっぽん歴史夜話19】

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前列中央から時計回りに、ご飯、野蕗のきゃらぶき、煎り豆腐(人参)、鶏そぼろ、漬物(胡瓜と人参の糠漬け・壬生菜・刻み沢庵)、焼き海苔、ごんげん蒸し、大根おろし(葱・鰹節・胡麻)、納豆(葱)、絹さやの浸し(鰹節)、味噌汁(豆腐・若布・葱)、中央右は焼き鮭、左は蒲鉾と山葵漬け。今朝は小鉢に盛っているが、常備菜のきゃらぶきや煎り豆腐、鶏そぼろ、加えてごんげん蒸しなどは大皿で登場し、取り分けていただくことが多い。絹さやは昨夜の残りを浸しに。蒲鉾は、山葵漬け(静岡『野桜本店』の激辛口)をつけて食す。焼き海苔は東京・品川の『みの屋海苔店』のものを愛食。焼き海苔とごんげん蒸しの器の模様は、定紋である揚羽蝶。

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健康

3人に1人がかかる「痔」は、生活習慣を正して治す|38万人を診た専門医が教える 自分で痔を治す方法

文/鈴木拓也

3人に1人がかかる「痔」は、生活習慣を正して治す|『38万人を診た専門医が教える 自分で痔を治す方法』

「国民病」といえば、糖尿病や歯周病を想起することが多いが、隠れた国民病に「痔」がある。

肛門医として30年以上のベテラン、平田肛門科医院の平田雅彦院長は、「3人寄れば、痔主が1人」、つまり3人に1人は痔にかかっていると言う。その割には、他の国民病に比べて話題にならないのは、「恥ずかしい」という気持ちが勝るから。そのせいで、自分が痔だと自覚してから医者に診てもらうまで、「平均7年」もかかっている。

なかなか肛門科に行く気になれないのにはもう1つ理由があって、それは「手術しないと治らない」という恐怖感。痔の中でも一般的な痔核(いぼ痔)だと、4割の患者が手術となる。

しかし、これは日本だけの話。他の先進諸国では、手術をするのは数%にすぎない。平田院長は、「日本はさまざまな分野でガラパゴス化が叫ばれていますが、痔の治療も世界の常識から取り残されているのが現状」だと、著書の『38万人を診た専門医が教える 自分で痔を治す方法』で述べている。平田肛門科医院では、レーザー療法を除けば、手術率は欧米並みの低さを誇る。

では、手術をしないでどうやって治すかというと、第一に生活習慣の改善、第二に投薬。患者に3か月の間、生活習慣の改善に努めてもらって、はじめて手術が必要かを判断するという。

痔も生活習慣病の1種で、ライフスタイルを改めないと治るものも治らない、というのが平田院長の考えだ。実際、生活指導を守った痔主の多くが、治癒ないしは大幅な改善を果たしている。

では、手術なしで痔が治ってしまう生活習慣の改善とは、どのようなものだろうか? 『自分で痔を治す方法』に記されている方法を幾つか紹介しよう。

■ストレス対策

痔の少なからずは、長期にわたり仕事などのストレスにさらされ、免疫力が低下することによって起こる。しかし、「今の会社を辞めてもっと楽な仕事につく」は、現実的に難しいのが辛いところ。

これに対し平田院長は、「嫌な上司、キツイ仕事自体はストレスではなく、ストレッサーという単なる刺激です」と言う。この刺激を過大なストレスと感じてしまうのは、ほかならぬ患者自身。ストレッサーをなくせないのなら、受け止め方・感じ方を変えるしかない。

人間関係に悩む患者さんには「神様からの宿題だと思って、心の中で手を合わせてみては」とお伝えしています。「試練をありがとうございます。勉強になります」「わたしはあなたみたいな嫌な人間にならないようにします」といった具合です。これは意外と好評で「ずいぶん気持ちが楽になりました」という患者さんがたくさんいらっしゃいます。(本書135pより)

また、ストレスを感じている日は、その日のスケジュールを「引き算」するのも大事だとも。同僚に残業を手伝ってもらう、飲み会をキャンセルして早めに寝るなど、予定を減らす工夫をしてストレスの元を断つようにする。

■便秘対策をする

痔の原因として非常に多いのが便秘。硬い便が肛門を刺激して痔になるので、便秘自体を治すのが先決となる。

平田院長は、その対策として「食物繊維を1日20gとる」、「水分を十分とる」、「腸内細菌を育てる」などアドバイスをしているが、中でも関心を引くのが「最大の便意チャンスを逃さない」

横になった状態から立ち上がった時、食べ物を見た時、からっぽの胃に食物が入った時に、大腸は蠕動運動を始めて便意が生じやすくなる。つまり、朝食の時間帯がベストタイミングなので、「冷たい水やお茶を1~2杯」ゆっくり飲んで、おなかを右回りにさすって、蠕動運動をさらに促す。便意を感じたら、我慢せずすぐにトイレに行く習慣づけが、便秘解消への大きな一歩になるという。

■運動不足対策をする

平田院長は、「歩く習慣をつけるだけで、痔をはじめとする生活習慣病を改善させた患者さんはたくさんいらっしゃいます」と述べている。逆に言えば、あまり出歩かないデスクワーカーや、テレビの視聴時間の長い定年退職者は、痔にかかりやすくなる。

平田院長が提案するのは、出勤や買い物といった用事で電車を利用する際は、最寄り駅から1駅分歩いてそこで乗るというやり方。まずは1日5千歩から始め、最終的に8千歩を目標に。

■アルコール対策をする

多くの酒には炎症の原因となるアルカロイドが含まれているため、酒の付き合いが多い人は痔にかかりやすい。

平田院長の酒に対するアドバイスは、「飲まないに越したことはありません」。しかし、断酒がなかなか難しい場合は、アルカロイドを含有しない蒸留酒(焼酎、ウイスキーなど)に切り替える。醸造酒については、ビールなら中瓶1本、日本酒なら1合、ワインならグラス1杯が適量とはされるが、「炎症や痛み、出血がある場合には、この量でも痛手」となるそうなので、節制するよう努めたい。

*  *  *

本書にはほかに、下痢や冷え性によって痔になった人向けの指南や、市販薬との付き合い方など、様々な知見が載っている。しかし、自己判断だけで解決しようとするのは危険だ。「痔だと思っていたら、直腸がんだった」ということもあり、まずは専門医の診断を仰ぎ、適切な方法でセルフケアにも着手する。この点をふまえて、痔を治していこう。

【今日の健康に良い1冊】
『38万人を診た専門医が教える 自分で痔を治す方法』

http://www.achibook.co.jp/books/1048/

(平田雅彦著、本体1,300円+税、アチーブメント出版)

『38万人を診た専門医が教える 自分で痔を治す方法』
文/鈴木拓也
老舗翻訳会社役員を退任後、フリーライター兼ボードゲーム制作者となる。趣味は散歩で、関西の神社仏閣を巡り歩いたり、南国の海辺をひたすら散策するなど、方々に出没している。

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