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前列中央から時計回りに、ご飯、野蕗のきゃらぶき、煎り豆腐(人参)、鶏そぼろ、漬物(胡瓜と人参の糠漬け・壬生菜・刻み沢庵)、焼き海苔、ごんげん蒸し、大根おろし(葱・鰹節・胡麻)、納豆(葱)、絹さやの浸し(鰹節)、味噌汁(豆腐・若布・葱)、中央右は焼き鮭、左は蒲鉾と山葵漬け。今朝は小鉢に盛っているが、常備菜のきゃらぶきや煎り豆腐、鶏そぼろ、加えてごんげん蒸しなどは大皿で登場し、取り分けていただくことが多い。絹さやは昨夜の残りを浸しに。蒲鉾は、山葵漬け(静岡『野桜本店』の激辛口)をつけて食す。焼き海苔は東京・品川の『みの屋海苔店』のものを愛食。焼き海苔とごんげん蒸しの器の模様は、定紋である揚羽蝶。

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健康

自分は勝つ”とイメージすることがトレーニングの原動力(神取忍の健康・スポーツコラム 第1回)

夕刊サライは本誌では読めないプレミアムエッセイを、月~金の毎夕17:00に更新しています。月曜日は「健康・スポーツ」をテーマに、プロレスラーの神取忍さんが執筆します。

文/神取忍(プロレスラー)

サライ.jp読者の皆さん、はじめまして! 神取忍です!

世間では「ミスター女子プロレス」と呼ばれていて、プロレスに興味がある人は私のことを知ってくれていると思いますが、プロレスはもちろん、総合格闘技の試合にも挑戦している、今も現役バリバリの選手です。

ちなみに「ミスター女子プロレス」という“称号”は格闘技のバラエティー番組『リングの魂』(テレビ朝日、1994年~2000年放送)で、司会をしていたナンチャン(南原清隆)が付けてくれたんですよ。子どものときからこんな感じなので、よくオトコ女とか言われていたんですが、「ミスター」っていうと、プロ野球界の大スター・長嶋茂雄さんみたいなカッコいいイメージがあるじゃないですか! だから、ナンチャンに最初に言われたとき、「なるほど! サスガだなぁ~」と思ったんですよ。以来、この呼び名は、結構気に入っていて、自分のブログタイトルにも使ってます。

ベテランはトレーニングの仕方を研ぎ澄ます

現役を続けている以上、毎日のトレーニングは欠かせません。ウエイトトレーニングをしたり、ランニングやエアロバイクなどの有酸素系の運動をしたり、ストレッチや体幹を鍛えるエクササイズをしたり、メニューを変えて、日々トレーニングをしています。

プロレスは“受けの美学”だから、相手の技をキレイに受けたうえで勝つための耐久力とか、持久力が必要。総合格闘技だと、技をまともに受けてしまったら一発KOなので、瞬発力や一瞬の判断力が必要になる。鍛える力が違うので当然練習のメニューも違います。

たとえばプロレスのときは、相手の技を受ける練習。RIZINのような総合格闘技のときは、スパーリングを中心に練習をして試合が近づいてくると実践的なトレーニングも行ないます。

総合格闘技の試合前に追い込むときだと、立ち技のスパーリングを5分×20本とか、寝技系の柔術を3分×何十本とか……。もう数なんて数えてないからわからないし、そもそも数じゃない。ヨレヨレになったときに、まだ続けるのか、やめるのかは自分次第。それがプロなんだと自負しています。

総合格闘技の試合に向けて、ミット打ちの練習中。1ラウンド3分、1分休憩を繰り返します。

しかし、ベテランと言われるような年齢なってからは、トレーニング自体が若いころとだいぶ変わってきました。思えば、まだ若手のころは、日々のトレーニングで朝から晩までひたすら練習をしていました。ありあまる体力を出し切るまで続ける感じ。体を鍛えることがイコール精神力アップにつながっていると思っていたからです。

それが中堅クラスになると、“とにかく鍛える”から“技の熟練”を目指すようになる。精神を研ぎ澄ませ、そのときどきの体調に合わせて無駄なトレーニングを省きつつも、常に自分を追い込む練習をしていました。

それが今ではさらに進化して、10の力でやっていたものを3でも同じ効果がでるようにするなど、短時間でいかに効果をあげられるかを目標にトレーニングをしています。たとえばゲンコツでの腕立て伏せ。パンチ力と体幹の両方をいっぺんに鍛えるといった、まさに一石二鳥のようなトレーニングだよね。

ゲンコツでの腕立て伏せ。両足をリングのサードロープに上げることで、より腕に負荷がかかり、効果がアップ! そのぶん、キツい!!

また、年齢を重ねるごとに体のケアも大切だと身にしみてわかってきたので、一昨年からメディカルトレーナーを付けています。以前はケガをしても、自分の流儀でトレーニングして乗り切っていたけど、最近はそれで失敗して、復活するまでに時間がかかって大変だったんだよね。医学的な見地からアドバイスやトレーニング補助をしてもらい、ケガとの付き合い方を勉強しています。

頑張るために大事なのは“イメージ力”

トレーニングやケアのしかたは年齢とともに変わってきましたが、年齢を問わずトレーニングや仕事でも大切にしているのは、脳科学でもよく言われる「意識付け」や「イメージ力」だと思っているんだよね。

どんなトレーニングのときも“自分は勝つ”とか、仕事でも目的意識を持つといったイメージで常に臨むことが大切だと思っています。なぜなら、そういったイメージや目標があるからこそ、自分を追い込めるし、そのイメージがあるかぎり、頑張れるから。

“プロ”である以上、こうした意識を常に若い頃から持ち続けています。

この連載では、そんな思いでプロレスを続けている私の実体験をもとに、皆さんに日々のトレーニングや体調管理、ケアの方法などを毎週ご紹介していきます。これから3か月間、どうぞよろしく!

トレーニングでは自分を甘えさせてはいけない、でも追い込みすぎてケガをしてもいけない。このバランスが大切です。

文/神取忍(かんどり・しのぶ)
神奈川県生まれ。プロレスラー。1983年から全日本選抜柔道体重別選手権(66kg級)3連覇。1986年女子プロレスデビュー、現在は総合格闘技にも挑戦中。女子プロレス団体LLPW-X代表。

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