質の高い油を選べばより健康的で旨い揚げ物が作れる
数多ある油の中から、どんな油を揚げ物に使うか、迷う人も多いだろう。基本的な揚げ油の条件は、加熱に強く、酸化しにくいということ。よく知られている菜種油のほか、胡麻油やオリーブ油などがその代表格である。
しかし、油は種類によってエネルギー量に大きな差がないため、選び方で揚げ物のカロリーオフを実現するのは難しい。そこで、メタボリックシンドロームが気になる世代はまず、「健康油」と呼ばれる種類の油に注目したい。コレステロールを下げる機能を持つものや、体に脂肪が付きにくいタイプの油もある。
そのひとつである『ヘルシーリセッタ』を開発した日清オイリオグループの広報・IR部、笠井弥生さん(29歳)はこう説明する。
「天然の植物成分“中鎖脂肪酸”の働きで、体に脂肪が付きにくいという健康機能を厚生労働省に認可された特定保健用食品(トクホ)です。体脂肪が気になる方や肥満気味の方は、通常の油に替えて、この油をお使いいただくことをおすすめします」
【健康油】
日清オイリオ『ヘルシーリセッタ』
オープン価格(実勢価格約732円)/600g
植物由来の健康によい成分を多く含む、体に気をつかう人向けの油だ。体に脂肪が付きにくい油や、コレステロールを下げる機能を持つ油などがある。
食べた後、エネルギーになりやすい中鎖脂肪酸を含み、体に脂肪が付きにくいことが特徴だ。あっさりした菜種油がベースなので、揚げ物が軽く仕上がる。