女性の社会進出が諸外国と比べて遅れを取っていた日本ですが、アベノミクスの成長戦略の中にも掲げられている「女性が輝く日本」へ向けた政策や、2016年4月から施行された「女性活躍推進法」などの効果も出始め、仕事で活躍する女性が年々増加しています。
その一方で女性の飲酒率も年々上昇しています。
日本酒造組合中央会が2017年に発表した「日本人の飲酒動向調査」によれば、前回調査した1988年と比べると、 お酒を飲む男性は減少しているのに対し、お酒を飲む女性は約20%も増加していることが分かりました。
また、この度の新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令や外出自粛要請を受け、オンライン飲み会(リモート飲み会)に参加する機会が増えたという方も多いでしょう。
外出自粛中で運動不足という方も多いと思いますが、オンライン飲み会は自宅に居ながら参加できることもあり、ついつい飲み過ぎてしまう…なんてことはありませんか?
仕事やプライベートでお酒を飲む機会も多い現代のワーキングウーマンたちは、どのようにお酒と付き合っているのでしょうか。
深酒してしまったり連日連夜飲んだりして体調などに異変を感じた時は、どのような対処法で乗り切っているのでしょう?
そこで今回、プログレスサポート株式会社(https://veggie-toreru.jp/lp/biyo/)は、20歳以上の営業職のワーキングウーマンを対象に、「お酒との付き合いに関する調査」を実施しました。
多くの女性が共感する「お酒あるある」や驚きの「武勇伝」、なるほどと納得の「お酒トラブルへの対処法」などが判明したので、是非参考になさってください。
やっぱりお酒が好き!?
ワーキングウーマンのみなさんは、そもそもお酒は好きなのでしょうか?
「お酒は好きですか?」と質問したところ、7割近くの方が『大好き(31.2%)』『好き(37.6%』と回答しました。
やはりお酒が好きな方が多いようですね。
お酒を飲むとできることとは…?
お酒が入ると豹変するなんて方もいらっしゃいますが、お酒の力があってこそできることもあると思います。
そこで、「お酒の力を借りてできる(できた)ことを教えてください」と質問したところ、
『普段よりもよく話す(41.3%)』という回答が最も多く、次いで『普段言えない本音を言う(22.0%)』『特になし(21.6%)』『スキンシップ(13.4%)』『好きな人への告白(1.5%)』と続きました。
お酒は人を饒舌にさせるようです。
特にオンライン飲み会の場合、画面を通しての会話となるので、普段以上に色々なことを話してしまうかもしれませんね。
■お酒の力でこんなことできました!
・好きな人に酔ったふりをして近づいてボデイタッチをして甘えた(20代/福島県)
・今までまともに話した事のなかった人と本音で話し、仲良くなった(30代/東京都)
・上司に日頃思っていたことをぶちまけた(30代/埼玉県)
・やはり、仕事中にはできない様な個人的な話ができる(50代/兵庫県)
失敗しちゃうことも…
普段できないようなことでも、お酒が入ると自然にできてしまうことが分かりました。
では、逆にお酒が入っていたせいで失敗してしまった経験について聞いていきましょう。
「お酒が入っていたせいでやらかした失敗を教えてください」と質問したところ、
『失敗したことはない(41.1%)』という回答が最も多かったものの、『愚痴をこぼしてしまった(26.6%)』『ケンカしてしまった(9.0%)』『下ネタやセクハラをしてしまった(6.7%)』『アバンチュール(6.7%)』『キス魔と化した(3.7%)』といった失敗を経験していることが分かりました。
営業の現場で毎日忙しくお仕事されている訳ですから、お酒の席でくらい愚痴をこぼしたっていい気もしますよね。
ですが下ネタやセクハラ、そしてアバンチュール…はちょっと行き過ぎかもしれませんので、みなさん気を付けてくださいね。
もちろんオンライン飲み会でも下ネタやセクハラ発言は控えましょう。
■お酒のせいでこんな失敗しちゃいました…
・嫌いな人がいて、本音を言ったら向こうも言ったのでケンカになった(30代/静岡県)
・一夜限りのことをしてしまった(30代/山梨県)
・同僚との不倫を暴露(40代/愛知県)
・トイレのスリッパで相手の頭を叩いた(40代/東京都)
分かってるつもりでも飲み過ぎちゃう!?
みなさんはお酒の量をコントロールできていますか?
「美味しいし楽しいしで、ついつい飲み過ぎてしまった…」
「オンライン飲み会は会場が自宅だから深酒してしまった…」
なんて経験はありませんか?
そこで、「ついつい飲み過ぎてしまうことはありますか?」と質問したところ、実に6割以上の方が『ある(63.6%)』と回答しました。
やはり飲み過ぎてしまう方は多いようですね。
では、飲み過ぎによってどのようなトラブルや悩みを抱えてしまうのでしょうか?
「飲み過ぎによるトラブルや悩みを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、なんと7割以上の方が『二日酔い(71.9%)』と回答しました。
飲み過ぎた翌朝の
「頭がガンガン痛い…」
「ウエッ、気持ち悪い…」
という経験はみなさんお持ちのようです。
以降、『体調不良(33.5%)』『肌コンディションの低下(27.2%)』『疲れが取れない(25.8%)』『思考力低下(14.8%)』『便秘(10.1%)』と続きました。
飲み過ぎないに越したことはないですが、そう言われてもついつい飲んじゃうのがお酒なので、なかなか難しいですよね。
■飲み過ぎてこんなトラブルや悩みが…
・次の日死ぬほど体調悪い(30代/神奈川県)
・頭痛や吐き気がおさまらず仕事に支障が出た(30代/沖縄県)
・肌荒れするし、翌日は無気力になり、仕事率が下がる(40代/大阪府)
・忘れ物、落とし物は日常茶飯事。乗り過ごして電車が車庫に入ったりします(50代/兵庫県)
トラブル対策ってどうしてる?
7割以上の方が『二日酔い』を経験していることが分かりましたが、ではみなさんどのような対策や対処をしているのでしょう?
そこで、「お酒のトラブルや悩み解消のための対策や対処法を教えてください」と質問したところ、
『チェイサー(水・お茶など)を一緒に飲む(32.1%)』という回答が最も多く、次いで『飲んだ後よく眠る(23.2%)』『おつまみを食べる(19.7%)』『サプリを飲む(11.0%)』『しじみやウコンエキスを摂る(11.0%)』と続きました。
チェイサーでアルコールの負担を和らげている方が多いようです。
また、サプリを飲んで対策している方も少なくないことが分かりました。
お酒が入るからこそできることもあれば、大失敗してしまうことも意外と多いようです。
オンライン飲み会や宅飲みの機会が増える“おうち時間”もお酒と上手に付き合っていきましょう!
調査概要:お酒との付き合いに関する調査
【調査期間】2020年2月26日(水)~ 2020年3月2日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,018人
【調査対象】20歳以上の営業職のワーキングウーマン
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ