2022 年 7 月、親切で正直で、頼りになる“つよやさ企業”宣言を行った三井ダイレクト損保が、いよいよ新しいネット型自動車保険商品「強くてやさしいクルマの保険」(以下=つよやさ)の販売を開始。新商品のCM放映を記念し、CMに出演した俳優の遠藤憲一さんと女優の奈緒さんをゲストに招いた「三井ダイレクト損保 TVCM発表会」が、放映前日となる11月1日、東京・表参道の「スパイラルホール」で開催された。

「つよやさ企業」のビジョンをテレビCMで表現

河村隆之取締役社長も今までとガラリと変わったCMに大満足。

イベント冒頭、挨拶に立った同社の河村隆之取締役社長は、「『つよやさ』は、『保険商品は専門用語が多く、補償内容が複雑でわかりにくい』というイメージを払しょくする“やさしさ”と、保険料が安いネット型自動車保険でも、万が一の時に、きちんと事故対応を行いしっかり守ってくれる“強さ”を兼ね備えた強くてやさしい存在」と、改めて同社のビジョンを明言。 “つよやさ企業”を具現化する取組みの第一弾となるネット型保険「強くてやさしいクルマの保険」を紹介した。

3つのチェンジについて語るマーケティング部の鈴木耕吉さん。

続いて登壇した同社マーケティング部 ゼネラルマネージャーの鈴木耕吉さんは「3つのチャレンジでネット型保険の常識を打ち破ります」と力強く語った上で、『つよやさ』の商品紹介、Webサイトのリニューアル及び、『換え活』の情報提供の推進、そして最大のチャレンジとして、“つよやさ企業”に生まれ変わった同社を表現する、今回の新テレビCMを挙げ、会場で新CMの映像を初公開(現在放映中)した。

遠藤さんと奈緒さんが和気あいあいのトーク

息の合った遠藤さんと奈緒さん。笑いの絶えないトークショーとなった。

3等身キャラとなった、遠藤憲一さん扮する「強さ」をつかさどる“つよ”と「やさしさ」をつかさどる奈緒さん扮する“やさ”が、軽妙な掛け合いで「つよやさ」を表現する、同社のこれまでのイメージを一蹴するユニークで尖った作品となった。

新CMお披露目後、壇上には遠藤憲一さんと奈緒さんが登場。ドラマ共演もあるおふたりの和気あいあいのトークセッションが展開された。

強面な印象とうらはらにかなりの心配性だと話す遠藤さん。

3等身キャラでの出演となったことについて、遠藤さんは「保険のCMなので堅い作品をイメージしていましたが、3等身のユニークなキャラで、とても楽しく演じることができました」と話し、奈緒さんも「“つよ”と“やさ”の妖精のような2人という設定を聞いて、エンケンさんと一緒にチャーミングな妖精ができたらと楽しみにしていました。2人並んでいる姿が、けっこうかわいいのじゃないかと思っています」と笑顔で語った。

司会者からの相性のよさがCMからも伝わってきますという感想には、「初共演の時から初対面という感じがしないんですよ。わずか1シーンの共演でしたが、いろいろな話をしました」と遠藤さんが振り返る。「エンケンさんがまるで親戚のように接してくださって、私も初対面という感じはなかったです」と奈緒さんが語ると、「久しぶりに姪っ子にあったような感じでしたね」とうれしそうに返した。また、奈緒さんは「エンケンさんは挑戦心にあふれた方なので、撮影中もいろいろなポーズをやってくださいました。CMには2人で決めたポーズもあります」とCM制作のエピソードも紹介された。

“つよ”と“やさ”の両面を持っていると語る奈緒さん。

「つよ」と「やさ」どちらのイメージかと聞かれ、「まわりの印象はその時に演じている役によって変わるみたいで、ドラマ『あなたの番です』では、主人公の隣人でストーカー気質のある女性を演じた時は“つよ”であり、“こわ”(怖い)と思われていたようで、エンケンさんとご一緒したドラマで笑わない女性を演じた時も“つよ”と思われていました。素の自分は“つよ”と“やさ”どっちも持っていると思いますね」と話す奈緒さんに、遠藤さんが「奈緒ちゃんは冷たい役でも目が優しいからうらやましい」と苦笑すると、CMの撮影中、エンケンさんは“つよ”が“こわ”にならないように気をつけていましたよね」と撮影中の様子をポロリ。遠藤さんは「本気で俺が強い役を演じると“つよ”が“こわ”になってしまうので。これまで何人の子役たちを泣かせてきたことか。“お芝居だからねー”と言っても、本気で怒る演技に入ると泣かれちゃうんです(笑)。CMの撮影中も監督さんに“ちょっと行き過ぎてます”と言われてね(笑)」と強面(こわもて)ならではの悩みを告白。

“つよ”か“やさ”かの問いには、「強面で自信に満ちた印象を持たれますが、とても心配性で心の中はうさぎちゃん」と語り笑いを誘った。「心配性だから、飛行機に乗る時も少なくとも1時間前には空港に入っているし、新幹線もホームに30分前に行っていないとダメ」と話し、「乗り遅れても、しょうがない、こういう日もあるなぁ、またやってしまったという感じです」という奈緒さんに、「うらやましいな。理想はそういう人になってみたい」としみじみ語った。

強さ、やさしさはどんなことかという質問に、遠藤さんは「常々思っているのは、自分の理想でもありますけど、心の強い人には絶対に敵わないと思うんです。生きる上でも一番幸せな人だなと思う」と発言。例として、自転車で子どもを前と後ろに乗せて、必死にこいでいるお母さんを挙げ、「子どものために一生懸命やっている強さみたいなものを感じる。そのお母さんは心の中で、毎日毎日を子どものために一生懸命生きているっていう強さがあると思うので、自分もそういう、揺るがない心の強さっていうのを身につけていきたい」と語った。奈緒さんは、やさしさについて「人にやさしくするためには強い部分をやっぱり持っていないとできないなとも思いますし、見返りを求めずにどれだけ相手のことを思えるかっていうのは、一つのやさしさなのかなと思います」と前置きした上で、「自分にどれだけやさしく気遣ってあげられるかっていうのをやった上で、初めて人にやさしくできるのかなって、最近は思います」と話した。

「つよやさ大使」としての初仕事は巨大キャラ弁の仕上げ

「つよやさ大使」として、河村社長から任命証が授与された。

イベント後半には、遠藤さんと奈緒さんの「つよやさ大使」就任が発表され、河村社長から「つよやさ大使任命証」を授与。さらに、「つよやさ大使」の初仕事として、海苔で作られたリアルな似顔絵をあしらった巨大なキャラ弁に、“つよ”と“やさ”の文字を入れて最後のひと仕上げを行った。登壇した料理研究家の森崎友紀さんも「ふたを開けた時のインパクトだけではなく高タンパク、低カロリーで栄養バランスも整っています」と、キャラ弁の完成度の高さに太鼓判を押した。

巨大な似顔絵入りのキャラ弁当。“つよ”と“やさ”の文字入れはおふたりが行った。

数々の興味深い話で会場を沸かせた遠藤さんと奈緒さん。イベントの終わりのメッセージとして、遠藤さんは「一致団結して楽しい現場で楽しいCMができました。“つよ”は頼れる、“やさ”はお財布にもやさしいと聞いています。『つよやさ』が、ぜひみなさんのカーライフのお役に立てれば、うれしいと思っています」と話し、奈緒さんは「“つよ”と“やさ”のコンビで、幸せな日々を守れるように一緒にがんばっていきたいと思います」と「つよやさ大使」としての抱負を語った。

キャラ弁は見た目も栄養バランスも良いと語る料理研究家の森崎友紀さん(写真左端)。

2023年のお正月には、息の合ったおふたりによるCM第2弾も放映される。

取材・文/安藤政弘

 

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