スーパーもコンビニもなかった江戸時代。江戸っ子たちは日々の暮らしに必要なものを、道行く行商人から購入したり、専門店に買い物に行ったりして調達していました。
今回は、江戸の商いに関するクイズを5問、「江戸文化歴史検定」(通称・江戸検)の過去問題からピックアップしてみました。ぜひ挑戦してみてください!
【クイズ1】
江戸の町には、駿河町の越後屋、通旅籠町(とおりはたごちょう)の大丸屋、尾張町二丁目の亀屋と恵比寿屋などの大店がありました。では、これらの商店が共通して扱っていた商品は、次のうちどれでしょう?
(い)乾物
(ろ)呉服
(は)金物
(に)薬種
【クイズ2】
下の絵は「洋風日本風俗画帖」に描かれた行商人の姿です。隅田川東岸の本所や深川によく見られたこの商売とは、次のうちどれでしょう?
(い)金魚売り
(ろ)水売り
(は)豆腐売り
(に)糞尿買い
【クイズ3】
江戸時代には、振り売り(棒手振り)がそれぞれ独特な売り声をかけながら商品を売り歩きました。たとえば、水売りは「ひゃっこい」です。では、アサリのむき身売りは何と声をかけたでしょう?
(い)あさアリあさあさ
(ろ)あさアリかいかい
(は)あさアリむっきん
(に)あさアリもっきん
【クイズ4】
江戸時代の大道芸人「手妻遣い(てづまつかい)」とは、今でいうとどんな芸人でしょう?
(い)コミックバンド
(ろ)ものまね芸人
(は)マジシャン
(に)人形遣い
【クイズ5】
松井源水がある商品を売るために余興で行なった独楽(こま)回しは評判を呼び、浅草寺本堂裏・奥山の名物になりました。では、源水が売っていた商品は何でしょう?
(い)歯磨き粉
(ろ)油
(は)下駄
(に)軟膏薬
以上、5問です。いかがでしょうか?