江戸の庶民たちは長屋に住み、ご近所同士助け合いながら暮らしていました。今回は、そんな庶民たちの暮らしぶりについてのクイズを4問、「江戸文化歴史検定」(通称・江戸検)の過去問題からピックアップしてみました。ぜひ挑戦してみてください!
【クイズ1】
江戸時代の庶民は、毎日どのようにして時間を知ったでしょう?
(い)鐘撞役が撞く「時の鐘」を聞いて
(ろ)目盛りつきの線香を燃やして
(は)江戸城で叩く大太鼓を聞いて
(に)時計を持つ裕福な人にたずねて
【クイズ2】
江戸の長屋では、七夕の行事として、笹竹に短冊を飾ることのほかにもある行事を行なっていました。住民総出で行なわれる、その行事とは何でしょう?
(い)井戸の総浚い
(ろ)稲荷のお祭り
(は)芥溜(ごみため)の大掃除
(に)便所の建て替え
【クイズ3】
江戸の町屋には、通りに面した表店、通りの裏側にあった裏店がありました。裏店には、長屋が立ち並び、江戸の庶民の住まいとなっていました。では、この長屋の住人が、井戸・厠以外に共同で使っていたものは、次のうちどれでしょう?
(い)風呂
(ろ)芥溜(ごみため)
(は)土蔵
(に)台所
【クイズ4】
各町では、町の運営に必要な経費を「町入用」として地主が負担していました。この「町入用」の出費もしくは支出に含まれるのは、次のうちどれでしょう?
(い)湯屋の湯銭
(ろ)屎尿の処分費
(は)伊勢神宮参詣費用
(に)木戸番人・書役などの人件費
以上、4問です。いかがでしょうか?