全国各地で、さまざまな春の花が見頃を迎えているシーズンです。咲き誇る花々に包まれ、まるで別世界にいる気分になれるスポットをご紹介します。
気候に左右されがちな花見は、タイミングを逃すと来シーズンまでお預けになってしまうことも。ゴールデンウィークはもちろん、思い立ったら迷わず出かけて、この時期ならではの絶景を堪能しましょう。
1:春の丘のルピナス祭り【栃木】
ルピナスをご存じですか? 南アメリカや地中海原産のマメ科の植物で、花色もピンク・オレンジ・白・黄色・青などバリエーションも豊富で、藤の花を逆さまにしたように空に向かって咲くことから「ノボリフジ」とも呼ばれています。
栃木県の鹿沼市花木センターでは7年前に3000本から栽培をはじめ、現在では10倍の3万本までにスケールアップ! 丘一面に広がるカラフルな花畑は春の写真スポットとして人気です。期間中はフォトコンテストも開催するので、挑戦してみてはいかがでしょう。ルピナスの甘い香りに包まれて、花言葉である「幸福」なひとときを楽しんでください。
※写真は、すべてイメージです。
■春の丘のルピナス祭り/鹿沼市花木センター
期間:4月13日(土)~5月6日(月・祝)
入園料:大人500円(花木センター内で使用できる200円分の割引券付き) ※中学生以下無料
https://kaboku.or.jp/publics/index/143/#block1210
2:芝桜とネモフィラの丘【広島】
「花はみんなをしあわせにする」をコンセプトに、1年を通して感動の花風景を届けることで知られる世羅高原農場。春は45万株の芝桜と100万本のネモフィラが楽しませてくれます。西日本最大級の丘に広がる、ピンクとブルーの花の世界は圧巻です。
芝桜やネモフィラをドレスのように見立てた立体花壇、どこまでも広がる青空とネモフィラに囲まれてポツンと佇む「しあわせのバス停」などのフォトスポットで、非日常感のあるフォトジェニックな1枚をぜひ。
※写真は、すべてイメージです。
■芝桜とネモフィラの丘/Flower village 花夢の里
期間:開催中~5月12日(日)
入園料:大人700〜1,000円、小人(4歳〜小学生) 300〜500円
https://sera.ne.jp/km/shibazakura/
3:修善寺虹の郷サンクスイルミ2023【静岡】
季節の草花や景色が楽しめる自然豊かなテーマパークのイルミネーションイベントの今季のテーマは「虹の咲く庭」。ガーデンに広がる、約5,000本におよぶ色とりどりの薔薇とレーザーマッピングが織りなす臨場感たっぷりの「大迫力イルミネーションショー」や、約5,000本の光る百合で描く大きなダブルレインボーの上に気球が浮かぶ「虹百合の丘」などさまざまなスポットを巡りながら、花とあふれる光に癒されます。
また、新たに「光のドッグラン」が登場し、愛犬と一緒に過ごすことができるようになったのも愛犬家にはうれしいポイントです。
※写真は、すべてイメージです。
■サンクスイルミ2023/修善寺虹の郷
期間:開催中~5月18日(土)
入園料:大人(中学生以上)1,600円、小人(4才~小学生)900円 ※3歳以下入園無料
https://tlight.jp/nijinosato-thanks-illumi/
4:海の中道フラワーピクニック2024【福岡】
東西に約6kmのネモフィラが織り成す青い平原が有名ですが、ほかにも初登場となる紫色の真ん丸なフォルムが可愛いアリウム・ギガンチウムなど、見どころが盛りだくさん。期間中は週末を中心に、花いっぱいの公園を楽しめるさまざまなイベントも開催されます。
※写真は、すべてイメージです。
■海の中道フラワーピクニック2024/国営海の中道海浜公園
期間:開催中~5月19日(日)
入園料:大人(15歳以上)450円、中学生以下無料、シルバー(65歳以上)210円
https://uminaka-park.jp/flower-picnic2024/
5:富士芝桜まつり【山梨】
関東最大級となる約50万株の芝桜の祭典「富士芝桜まつり」は、残雪の美しい世界遺産・富士山と、一面を埋め尽くす彩やかな芝桜との共演が楽しめる春の風物詩です。17年目を迎える本年のテーマの「息をのむ、ピンク。」のとおり、ピンクやパープルなど7品種の芝桜が織りなすのは、一面に広がるピンクのじゅうたん。富士山を背景にした大パノラマは、思わず息をのむような絶景です。芝桜以外にも園内を彩るカラフルな花々も、お見逃しなく。
※写真は、すべてイメージです。
■富士芝桜まつり/富士本栖湖リゾート
期間:4月13日(土)~5月26日(日)
入園料:大人(中学生以上)1,000~1,300円 小人(3歳以上)500~700円 ※時期により変動
https://www.fujimotosuko-resort.jp/flower/shibazakura/index.html
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写真からも伝わってくる絶景に、魅了されたのではないでしょうか。実際に訪れて、色、香り、風の音など自身の五感をフル回転させて楽しみたいですね。
文/編集部