１年に一度のお楽しみ「スペシャルな体験ができるお花見スポット」５選

春の訪れのシンボルといえば、やっぱり桜。
短命な儚さながら、華麗に咲き誇る姿は、見飽きることのない美しさで、古来より私たちを魅了し続けています。

お気に入りの桜スポットがある人も多いと思いますが、桜の魅力をより感じられるイベントに参加してみるのもおすすめです。今年の桜の開花予想は３月20日前後とのことですが、ぜひ開花に合わせて楽しみましょう。

１：ホテル椿山荘東京

ホテル椿山荘東京の庭園は１～４月中旬まで花盛りです。１～３月にかけてはホテルのシンボルである約100種2300本の椿が咲き誇り、２月になると早咲きの河津桜や寒緋桜などが開花し、４月中旬頃にかけては約20種100本の桜が順に見頃を迎えます。椿と桜を同時期に鑑賞できる、都内でも稀有な庭園の散策とともに楽しみたいのが「春のお花見ランチ＆ディナービュッフェ」です。

昼は椿と桜が咲く日本庭園、夜には東京雲海との共演「夜桜雲海」と雰囲気が異なり、ランチとディナーそれぞれに限定のメニューがあるので、昼夜ともに利用したくなります。また、ディナーでは鮮やかな色味がキュートな「ピンクミモザ」、桜の花びらがグラスの中で揺らめく「桜ジントニック」など、目でも楽しめる季節のおすすめカクテルがいただけます。

※写真は、すべてイメージです。

■春のお花見ランチ＆ディナービュッフェ
◎ランチビュッフェ
２月16日（金）～３月19日（火）／４月１日（月）〜５日（金）　WEB予約8,000円、電話予約9,000円
３月20日（水）～31日（日）／４月６日（土）〜７日（日）　 WEB予約9,500円、電話予約10,500円
◎ディナービュッフェ
２月16日（金）～３月19日（火）／４月１日（月）〜５日（金）　WEB予約11,500円、電話予約12,500円
３月20日（水）～31日（日）／４月６日（土）〜７日（日）　 WEB予約12,500円、電話予約13,500円
※消費税・サービス料（15％）を含む
https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/event/plan/springbuffet2024/

２：ホテルニューオータニ

江戸初期より受け継がれ、400年以上の歴史を持つホテルニューオータニの日本庭園には、開花時期の異なる19種58本の桜が咲き誇り、通常より長い期間、お花見を愉しむことが出来るのが特徴です。

夜には、今年９月に迎える開業60周年を記念して、１万坪の日本庭園を桜色にライトアップする『東京「夜桜」ライトアップ』を初開催。仕事帰りにもアクセスの良い都心の日本庭園で、夜ならではの幻想的なお花見が楽しめます。また、日本庭園を目の前に望むティー＆カクテル「ガーデンラウンジ」では、桜色にライトアップされた庭園をフルハイトウインドウで鑑賞できる『夜桜LOUNGE』が週末限定でオープン。JAZZの生演奏が華を添え、艶やかな夜の雰囲気を演出します。

■春、桜めぐり2024
期間：３月１日（金）～４月14日（日）
※ライトアップは、日没30分前点灯～24：00
https://www.newotani.co.jp/tokyo/sakura/

３：目黒川

都内の桜の名所として名高い目黒川。約４kmに渡り、ソメイヨシノを中心とした桜約800本が両岸に咲き誇り、まさに絶景といえます。そんな絶景をプライベート感あふれるクルージングで、独り占めしてみたいと思いませんか。毎年人気のクルージングが、今年はプレミアムスパークリングワイン「シャンドン」とのコラボレーションで、より優雅に過ごせます。桜色のスパークリングワインを片手に、ファーストクラスなお花見体験をどうぞ。

■目黒川お花見CHANDONクルーズ
期間：３月20日（水・祝）～４月７日（日）
価格：平日便１名14,300円、週末便１名17,600円
https://www.anniversary-cruise.com/season/ohanami-plan/ohanami-chandon/

４：二条城【京都】

京都でも有数の桜スポットである二条城で夜桜を楽しむ桜まつりをクリエイティブカンパニー、ネイキッドがプロデュース。50品種約300本もの日本の野生種・栽培品種や見頃が異なる桜が咲き誇る中で、夜桜ライトアップや重要文化財・唐門での桜のプロジェクションマッピング、国宝・二の丸御殿内を飾る狩野派の障壁画をモチーフとしたデジタルアートなど、アートな花見体験ができます。いつもとは異なる、次世代型のお花見を楽しみましょう。

■NAKED桜まつり 2024 世界遺産・二条城
期間：３月８日（金）～４月７日（日）
【通常チケット】月～木／中学生以上2,000円、小学生1,200円　金土日祝／中学生以上2,400円、小学生1,600円
https://event.naked.works/nijojo/spring/

５：平安神宮【京都】

1989（平成元）年に始まり、京都の春の風物詩として親しまれてきた「平安神宮 紅しだれコンサート」。昨年より新たに「平安神宮 桜音夜（さくらおとよ）」として生まれ変わりました。

作家・谷崎潤一郎が「紅の雲」と表現した南神苑の紅しだれ桜、そして、栖鳳池の鏡面に映し出される東神苑貴賓館を舞台に夜桜とアーティストたちの奏でる音色が京の夜を彩ります。美しい桜、平安京の壮麗さあふれる空間の中で、日常の喧騒を忘れてゆったりとした時間を過ごせる、年に一度だけのスペシャルな夜です。

■平安神宮　桜音夜～紅しだれコンサート2024～
期間：４月３日（水）～７日（日）
【出演アーティスト】東儀秀樹、菊池亮太、鈴木愛理、押尾コータロー　他
【チケット】桜のライトアップ鑑賞（一般1,500円）／コンサート・桜のライトアップ鑑賞（一般4,000円）／コンサートと桜のライトアップ鑑賞、京懐石付き（前売15,000円）
https://pr.kyoto-np.jp/event/benishidare/

＊　＊　＊

桜をさまざまなアプローチで楽しめるイベントばかりです。毎年恒例のお花見が新鮮な印象となり、より思い出深いひとときになることでしょう。

文／編集部