ハグドライブクッション

左上:バッククッション/ブラック
右下:シートクッション/ブラック

″座る”ことの常識を覆すのは、自社開発で生まれた新素材「エクスジェル」。
骨盤をしっかり支えることで負担のない快適ドライブを叶かなえる。

新素材で「座る」際の悩みに挑む

昭和44年の創業以来、靴の縫製を専門としていた加地は、さまざまな新規事業や素材の開発に挑戦する中で、固体と液体の特性を兼ね備えた新素材「エクスジェル」の開発に成功した。

エクスジェルの特徴は、体の動きに沿って流動し、負荷を分散させることにある。その効果を活かすため、車椅子や介護用クッションの製造を開始。画期的な商品として瞬く間に話題となり、愛用者は今に至るまで多い。

そんな中、車椅子用クッションの開発をきっかけに同社が気づいたのが、座る場面で悩みを抱える人の多さだった。以降、″座る”ことへの研究開発に特化し、ほかの分野でもエクスジェルを活かすべく着目したのが、自動車の運転であった。研究開発・商品企画課の井戸辺彰史氏は語る。
「自動車の運転中は姿勢を変えるのが難しいため、体への負担が大きくなります。そこで、新たに開発したのが自動車のシートに適した『ハグドライブクッション』なのです」

自動車ならではの薄さや形を追求

自動車用のクッションを作るうえで最も重視したのは、運転や操作のしやすさだった。もととなる車椅子用クッションは厚み4cmであったが、運転時の目線を変えないように2.5cmに変更。職人の手作業で、クッション性を損なわない絶妙な薄さに仕上げた。

リボンのような形をしたバッククッションは、腰の痛みの原因である骨盤をサポートする理想的な形状だ。
「骨盤が後傾すると姿勢が崩れ、負担が蓄積して痛みにつながります。骨盤を左右から持ち上げて支えれば、カーブでも体がずれず、負荷を最小限に抑えることができます」(井戸辺氏)

しかし、自動車のシートはリクライニングするため、その形は人それぞれ。そこで、クッションを2つのパーツに分けることで、車種や体格にかかわらずフィットするように設計されている。

生地とデザインも使いやすさ抜群

素材や見た目にもこだわりがある。生地には吸水速乾の高機能素材「クールマックス®ファブリック」を用い、蒸れにくく快適な座り心地を実現している。シートになじむスタイリッシュなデザインも人の目に格好よく映る。

長時間座り続けることの多い自動車の運転。快適な座り心地を準備して、心も体も軽く出かけたいものだ。

ハグドライブクッション

包み込むように骨盤をサポートすることで、無意識に体を支える必要がなくなる。無駄な力が抜けるため、長時間運転の疲労もかなり軽減される。

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ハグドライブクッション

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