日本六古窯のひとつで、その発祥は平安時代末期(12世紀末)という、古い歴史を持つ越前焼(福井県)の酒盃である。手に取ればその薄さと軽さに誰もが驚く。
陶器は薄く作ることが難しいが、窯元の組合と福井県工業技術センターが共同開発した「高強度の土」を陶土に使用、極限まで薄く丈夫に焼き上げたのが、このサライオリジナルの酒盃である。
直径9cmで25gという質量は、従来品の5分の1だという。極薄の作りのため唇に触れたときの感触がよく、酒がすーっと入ってくる。酒の味とは酒器と一体化したものだと知るのである。
盃の真ん中に風神と雷神の姿をあしらい、酒を注ぐとその姿がくっきりと浮かび上がってくる。風神・雷神は二神で一対の神、酒盃も2個組でお届けする。
【今日の逸品】
越前薄作り極盃 風神雷神セット
『サライ』×光窯(日本)
9,504円(消費税8%込み)