全国に知られる鋳物生産の町で製造され、酒をまろやかに変化させる錫100%の酒器と、卓越したろくろの技術を駆使し、木地師の腕が光る、持ちやすく、口あたりのよい欅のカップをご紹介します。
1.錫製の片口とぐい呑み「まどか」
酒をまろやかに変化させる
富山県高岡市は全国に知られる鋳物生産の町。当品を製造する能作は大正時代に創業した歴史ある鋳物メーカー。近年は錫製品に注力し、数々の斬新な生活用具を生み出している。紹介するのは錫100%の片口とぐい呑みだ。錫の器は古(いにしえ)より酒の雑味を抜きまろやかにするといわれる。春の宵を穏やかに彩ってくれる酒器である。
錫製の片口とぐい呑み「まどか」
能作(日本)
片口
9350円(税込み)
ぐい呑み1客
4620円(税込み)
片口とぐい呑み2客のセット
1万9470円(税込み)
2.山中漆器 欅のスタッキングカップ3個組
熟練の木地師の技で隙間なく重なるカップ
石川県加賀市の山中温泉地区では、古くから多くの木地師が従事する。ロクロを用いて木材を挽く精緻な技術で、当地は「挽き物木地」で全国一の生産量を誇る。紹介するのは、そんな木地師の腕による重ね収納ができるカップ。持ちやすく、口あたりよく、湯呑みや酒器としてご愛用いただきたい。
山中漆器 欅のスタッキングカップ3個組
漆工房 大島(日本)
1万9800円(税込み)