
書斎で映える鎌倉彫のペン皿。寺社の多い神奈川県鎌倉市で、仏師の伝統技術を今に引き継ぐのが鎌倉彫。彫り師の丹念な仕事がなされた木地に漆が重ねられ、なんとも深い色合いと質感に仕上げられる。
寺院に仏像を納めた仏師の伝統を、今に引き継ぐのが「鎌倉彫」。ここで紹介するペン皿は、当地の制作工房「鎌倉彫廣堂」の作品で、滑らかな感触に、深い質感を湛える漆の皿に彫られた猫が愛くるしい。愛用の筆記具をさらに引き立てる、職人技に日々、ふれていただきたい。

茶菓子を添え、茶托として使うとしゃれた雰囲気を醸す。日用の小物の定位置として「忘れな盆」のような使い方もできる。
【今日の逸品】
鎌倉彫のねこ柄のペン皿
鎌倉彫廣堂(日本)
22,000円(消費税込み)
