サライ11月号の特別付録は『サライ』特製のスケジュール手帳だ。見開き単位で月の予定がひと目で分かる仕様で、使いやすい手帳として毎年心待ちにしている読者が多い。
本年は、その手帳専用カバーの製作を、馬具メーカーとして名高い北海道砂川市のソメスサドルに依頼した。昭和39年(1964)に創業した同社は、北海道の開拓を支えた馬具作りの伝統を受け継ぎ、堅牢かつ使いやすい革製品メーカーとして全国に知られる。
カバーの両端に、互い違いにペン挿しを付けた。この仕掛けが面白い。閉じた状態でペンを挿すと、手帳をぴったり閉じることができるのだ。これまでのサライ本誌付録の特製万年筆も挿せるので、合わせてお使いいただきたい。
味わい深い国産タンニンなめしの上質な牛革を採用し、使ううちに味わいが増してくる。馬具メーカーらしいくっきりとしたステッチが、全体のアクセントになっている。特典として、手帳と同じ牛革を使ったマスクバンドを付けてお届けする。
【今日の逸品】
サライ・オリジナル手帳カバー2020
『サライ』×ソメスサドル(日本)
10,780円(消費税込み)