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生きていく上で欠かせないもののひとつが「お金」です。もちろん、お金がすべてではありませんが、幸福度の高い豊かな生活を送るには、「経済的余裕」と「精神的余裕」のどちらも非常に大切な要素となります。ですが、みなさんは子どもの頃にマネー教育を受けましたか? 恐らくほとんどの方が「いいえ」とお答えになるのではないでしょうか。
日本は先進国の中でも「国民の幸福度」が低いと言われています。もしかしたらその原因のひとつは、日本がマネー教育に積極的ではないため、「上手なお金の使い方」を知らないことなのかもしれません。そこで今回、『キッズ・マネー・スクール』(https://kids-money.com/)を運営する一般社団法人 日本こどもの生き抜く力育成協会が、4歳~12歳(小学校6年生まで)の子どもを持つ世帯年収1,000万円以上の保護者を対象に、「子どものマネー教育に関する調査」を実施しました。子どものマネー教育の現状を見ていきましょう。

■3分の2の方が子どもに『マネー教育』をしていると回答!

「お子さまにお金に関する教育(マネー教育)を行っていますか?」と質問したところ、3分の2の方が『はい(66.8%)』と回答しました。小さな頃からお金に関する知識を身に付けて欲しいと思っていらっしゃる親御さんは多いようです。

では、お子さまが何歳の時からマネー教育を始めているのでしょうか? 前問で『はい』と回答した方に、「お子さまが何歳の時からマネー教育を行っていますか?」と質問したところ、『4歳~6歳(40.9%)』という回答が最も多く、次いで『7歳~9歳(27.1%)』『10歳~12歳(19.2%)』『0歳~3歳(12.8%)』と続きました。お子さまが小学校に進学する前がマネー教育の始め時と考えている方が多いようですが、小学生になってから始めているという方も少なくないことが分かりました。

■どのようなマネー教育を行っているか?

さらに「どのような方法でマネー教育を行っていますか?」と質問したところ、半数近くの方が『お小遣い帳をつけさせる(46.4%)』と回答しました。まずは自分のお小遣いをやり繰りするところから、お金の使い方を学ばせているようです。以降、『新聞や専門書を読ませる(18.6%)』『バーチャルゲームをプレイさせる(15.5%)』『良い方法が分からない(10.2%)』『マネースクール・講座に参加させる(4.7%)』『実際に株式投資や外貨取引などをさせる(2.7%)』と続きました。

ここで気になるのが、『良い方法が分からない』と回答した方が10%もいらっしゃったことです。マネー教育をしたくても、ベストな方法が分からずに悩んでいる親御さんも少なくない実情が伺えます。

■理想のマネー教育とは?

親御さんが考える“理想のマネー教育”とはどのようなものなのでしょうか?そこで、「どのようなマネー教育をしていきたいですか?」と質問したところ、半数以上の方が『お小遣い(53.7%)』と回答しました。限られた金額で上手くやり繰りする力を身に付けさせたいという親御さんが多いようです。以降、『投資について(17.0%)』『クレジットカード・電子マネーの使い方(16.8%)』『何を教えたらいいか分からない(8.8%)』『外貨について(2.3%)』と続きました。

大人になってからの資産形成に非常に重要な“投資”に関する知識や、これからの時代必須である“キャッシュレス決済”に関する知識を学ばせたいという方もいらっしゃるようです。

また、『何を教えたらいいか分からない』という方が1割近くいらっしゃいました。前問での『良い方法が分からない』という回答と同様に、お子さまへのマネー教育に課題感を持っている方も少なくないことが伺えます。

■子どものマネー教育は大事?

最後に、子どもの頃からマネー教育を受けることについてどう思っているか伺ってみましょう。「小さな頃からマネー教育することは重要だと思いますか?」と質問したところ、実に9割の方が『非常に重要(36.0%)』『重要(54.0%)』と、『重要である』と回答しました。

生きていく上で必要不可欠な「お金」に関する知識。できるだけ早いうちから身に付けておくことが、将来のためにも非常に重要と言えそうです。

<小さな頃からマネー教育することが重要な理由とは…?>
・金融リテラシーを幼少期から自然に身に付けさせることができるから(30代/女性/埼玉県)
・学校では教えてくれないから(40代/男性/奈良県)
・自分が受けたかったと思うから(40代/女性/神奈川県)
・マネーの基礎があると、大きくなってから自然に興味が出るから(40代/女性/東京都)
・大人になって急に身につくものではないから(50代/女性/神奈川県)

***

クレジットカードや電子マネーなど「見えないお金」の世界が当たり前となってきている現代、お金の大切さはより見えにくくなっているかもしれません。小さい頃から金銭感覚を少しでも身に付けておくと、自分で生きていく力となります。お金は働いてもらえる限りあるもの。厳しい時代を生き抜く子どもたちには、正しいお金の使い方を学ぶ機会を設けてあげたいですね。

調査概要:子どものマネー教育に関する調査
【調査期間】2020年5月1日(金)~ 2020年5月4日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,017人
【調査対象】4歳~12歳(小学校6年生まで)のお子さまを持つ世帯年収1,000万円以上の保護者
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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