今年の干支“子年”にちなみ「ネズミ」&人気の「うさぎ」なども大調査!人気飼育犬種・猫種ランキング2019

アイペット損害保険株式会社(https://www.ipet-ins.com/)は、毎年、前年1年間にペット保険にご加入し、保険契約が開始された犬・猫を対象に、人気飼育犬種・猫種ランキングの調査を行っています。今年も、2019年1月1日~12月31日の期間にご加入し、保険契約が開始されたペットを対象にしたランキングをご紹介しましょう。

また、今回から新たに調査対象を拡大し、今年の干支の“子年”にちなみ「ネズミ」や、「うさぎ」「鳥」「ハムスター」についての調査結果も初公開!

【犬部門】

令和最初の飼育犬種ランキングでは、昨年に引き続き、「トイ・プードル」が第1位となりました。また、1位の「トイ・プードル」から6位の「ポメラニアン」までが昨年同様の順位となった他、トップ10圏内の犬種は、すべて昨年同様の顔ぶれが並び、引き続き、小型犬が上位の多くを占めました。

犬種ランキング1位~10位

*1小型犬:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「小型犬」(12kg未満)
*2犬I:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬I」(16kg以下)

なお、0歳の犬種に絞った調査では、「ミックス」がトップとなっております。チワワとダックスフンドのミックス「チワックス」、マルチーズとトイ・プードルのミックス「マルプー」など、人気の高い純血種同士を組み合わせた「ミックス」の、小さくぬいぐるみのような愛くるしい姿に一目ぼれする方も多いようです。

【猫部門】

猫種のランキングでは、昨年に引き続き「ミックス」が第1位となり、1位の「ミックス」から3位の「日本猫」までが3年連続で同じ順位となりました。その他、9位に美しいレオパード柄が特徴的な「ベンガル」が入り、初のトップ10入りを果たしました。

猫種ランキング1位~10位猫種ランキング1位~10位

猫はペットショップで純血の猫種を購入するよりも「拾った、迷い込んできた」という飼育経路が最も多く(参考:ペットフード協会調べhttps://petfood.or.jp/data/chart2019/5.pdf)、こうした経路も、3年連続で猫種1位が「ミックス」であることに影響を与えているのかもしれません。

なお、0歳の猫種に絞った調査では、「スコティッシュ・フォールド」がトップとなっております。「スコティッシュ・フォールド」は、しぐさや外見がユニークな印象で、どのような家庭環境にも順応しやすく、静かで愛情深いところから日本でも人気がある猫種です。ただし、折れ耳の「スコティッシュ・フォールド」に関しては、骨軟骨異形成症等の遺伝性疾患のリスクなども示唆されており、それらをしっかりと理解したうえで迎え入れ、終生飼養する必要があります。

また、犬・猫それぞれの11位以下のランキングは以下の通りです。

【犬部門】

昨年に引き続き、小型犬種が多数ランクインしました。大型犬の「ラブラドール・レトリーバー」(21位→16位)や、短頭種の「パグ」(16位→12位)、「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」(15位→13位)、「ボストン・テリア」(25位→22位)などが、それぞれ昨年と比べランクアップを果たしました。

犬種ランキング11位~30位犬種ランキング11位~30位

*3中型犬:アイペットの犬種分類表における、ペット保険「うちの子」のミックス「中型犬」(12kg以上20kg未満)
*4犬II:ペット保険「うちの子ライト」のミックス「犬II」(16kg以上31kg以下)

【猫部門】

昨年同様、トップ10に引き続き、大型種や長毛種の猫種も多くランクインしました。特に、「ラガマフィン」(19位→14位)、「サイベリアン」(23位→18位)など、被毛が特徴的な猫種が、それぞれ昨年と比べランクアップした他、カールした耳と短い足が特徴の「キンカロー」が、初めてランクインしました。

猫種ランキング11位~30位猫種ランキング11位~30位
【番外編:小動物部門】

今回の調査では、エキゾチックアニマル*5が対象となるペット保険「うちの子キュート」*6へ加入、契約が開始された小動物のランキングも、初公開!

■今年の干支「ネズミ」ランキング
ネズミランキングネズミランキング

初の調査となった「ネズミ」では、好奇心旺盛で活動的な性格といわれている「チンチラ」がトップとなりました。実に、ネズミを飼う契約者の半数以上が飼育しているという調査結果からも、人気の高さがうかがえます。2位は、コミュニケーション能力が高く、しぐさが愛くるしいといわれる「デグー」、3位は「ラット」でした。

■人気の「うさぎ・鳥・ハムスター」ランキング
うさぎ・鳥・ハムスターうさぎ・鳥・ハムスター

人気の「うさぎ」では、絵本などで人気の高いキャラクターのモチーフとなった「ネザーランドドワーフ」がトップとなりました。鳥では、黄や青、緑色など様々な色の種類があり、おしゃべりが得意な「セキセイインコ」が、また、ハムスターでは、ハムスターの中でも体が小さい方でちょこまかとかわいらしく動く「ジャンガリアンハムスター」がそれぞれ1位となりました。

*5犬・猫以外のペットとして飼育されている小型哺乳類、爬虫類、鳥などの小動物の総称です。
*62018年4月より販売開始したエキゾチックアニマルを対象とするペット保険。ペットショップ代理店限定商品。
*7出典:アイペット損害保険ディスクロージャー誌より
総務省統計局「人口推計」、一般社団法人ペットフード協会「平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査」

2019年は、元号が平成から「令和」に変わり、ペットを取り巻く環境では、改正動物愛護法が成立するなど、変化の多い年でした。

日本では、少子高齢化や核家族化などが進む中、15歳未満の子供の数に対し、犬・猫の飼育頭数の方が多いと推計されるなど(*7)、ペットを家族として迎える文化が浸透しつつあります。

今回30位以内にランクインしなかった品種を含め、様々な犬種・猫種がありますが、これからペットを飼育する際は、それぞれの品種の特徴等を考慮し、ご家庭や生活スタイルにあったペットを迎え入れることをおすすめします。

【調査方法】
2019年1月1日~2019年12月31日にアイペットの保険に加入、保険契約が開始された犬・猫の品種、ネズミ・うさぎ・鳥・ハムスターを集計

※ランキング表の()内は昨年度の順位を表しています。

 

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