この家電がひとつあるだけで日々の暮らしが楽になり、快適に過ごすことができる。そんな暮らしを変えるサライ世代のための家電の新製品を生活場面別に厳選。さらに機能を進化させた生活家電の最先端を見てみたい。
音の環境を整備し、清潔な空間でゆったり過ごす
加湿空気清浄機/花粉やハウスダストを強力に撃退する
パナソニック/加湿空気清浄機 F -VXS90
![ハウスダストやニオイ、湿度など各種のセンサーで部屋の状態を検知、環境に合わせて自動運転をする。湿 度設定は「高め」「標準」「控えめ」の3段階。空気清浄は40畳まで、加湿のみは15~24畳。加湿空気清浄は 35畳まで。消費電力5.5~88W。高さ640×幅398×奥行き268mm、11.8kg。実勢価格10万円前後。電話:0120・878・698](https://serai.jp/wp-content/uploads/2019/11/img30-334x500.jpg)
ハウスダストやニオイ、湿度など各種のセンサーで部屋の状態を検知、環境に合わせて自動運転をする。湿度設定は「高め」「標準」「控えめ」の3段階。空気清浄は40畳まで、加湿のみは15~24畳。加湿空気清浄は35畳まで。消費電力5.5~88W。高さ640×幅398×奥行き268mm、11.8kg。実勢価格10万円前後。電話:0120・878・698
乾燥する冬場のリビングには、インフルエンザ予防のためにも加湿器があると望ましい。花粉の季節になれば、空気清浄機があるとさらに安心だ。そこで加湿器と空気清浄機、さらに「ナノイーX」というイオン発生機を一体化した複合製品をお薦めしたい。
この製品が特に力を入れているのが花粉とハウスダスト対策だ。どちらもアレルギーを起こすやっかいな物質である。パナソニックでは「花粉撃退パワフルモード」という強力な機能により、60分に2回、花粉やハウスダストの有無を検知し、素早く除去する。「ナノイーX」は日本の主要な花粉を無力化する効力がある。フィルターの掃除は適時必要だが、10年間は交換不要で長く使える。
木目柄の落ち着いたデザインは、リビングの景色によく馴染む。
![加湿用の水タンクの装着も簡単。タンク容量は約4L、連続加湿で約4.6時間運転可能。タンクは自立するのでシンクに立てて給水できる。](https://serai.jp/wp-content/uploads/2019/11/img32-2-334x500.jpg)
加湿用の水タンクの装着も簡単。タンク容量は約4L、連続加湿で約4.6時間運転可能。タンクは自立するのでシンクに立てて給水できる。
![スマートフォン用のアプリを使えば、「花粉/ハウスダスト」「ニオイ」「PM2.5」の種別で部屋の空気の状態が一目で分かる。](https://serai.jp/wp-content/uploads/2019/11/img31-1-246x500.jpg)
スマートフォン用のアプリを使えば、「花粉/ハウスダスト」「ニオイ」「PM2.5」の種別で部屋の空気の状態が一目で分かる。
手元テレビスピーカー/ドラマや映画のセリフが明瞭に聞こえる
オーディオテクニカ/デジタルワイヤレススピーカーシステム AT -SP767XTV
![持ちやすいハンドルで取り回しが楽。防滴仕様で台所など水場での使用も安心だ。充電台を兼ねた送信機と各種接続ケーブルが付属する。直径52mmの大口径スピーカーを2個搭載。連続使用約16時間。高さ128×幅196×奥行き84mm(スピーカー)、630g(同)。実勢価格1万7000円前後。電話:0120・773・417](https://serai.jp/wp-content/uploads/2019/11/img29-500x419.jpg)
持ちやすいハンドルで取り回しが楽。防滴仕様で台所など水場での使用も安心だ。充電台を兼ねた送信機と各種接続ケーブルが付属する。直径52mmの大口径スピーカーを2個搭載。連続使用約16時間。高さ128×幅196×奥行き84mm(スピーカー)、630g(同)。実勢価格1万7000円前後。電話:0120・773・417
テレビの音が聞こえにくくなってきたら、音量を上げるのではなく手元スピーカーを使うと、家族との融和が図れるだろう。中でもオーディオテクニカの製品は音のよさで定評があり、大きなボタンで迷うことなく操作ができる。
音質は人の声(中音域)を重視して調整してあり、ドラマや映画などのセリフが格段に聴きやすくなる。テレビとは無線でつながるので持ち運びも自在、手持ちのヘッドホンを接続することもできる。本体は充電式で、約16時間の連続使用が可能だ。
![基本操作は電源スイッチを入れ、音量調節をするだけ。左は声をより鮮明で聴きやすくする「はっきり音」のスイッチ。](https://serai.jp/wp-content/uploads/2019/11/img33-2-500x333.jpg)
基本操作は電源スイッチを入れ、音量調節をするだけ。左は声をより鮮明で聴きやすくする「はっきり音」のスイッチ。
集音器/首かけ式で負担が少なく長時間の使用が楽
ソニー/首かけ集音器 SMR -10
![テレビと集音器は無線接続。送信機を兼ねた充電台と接続ケーブル、携帯用ポーチが付属する。約3時間の充電で、集音機能は約24時間、テレビ視聴は約15時間、同スピーカー視聴は約10時間の連続使用が可能。幅171.2×高さ43.3×奥行き100.8mm(本体)、203g(同)。実勢価格3万5000円前後。電話:0120・777・886](https://serai.jp/wp-content/uploads/2019/11/img34-3-334x500.jpg)
テレビと集音器は無線接続。送信機を兼ねた充電台と接続ケーブル、携帯用ポーチが付属する。約3時間の充電で、集音機能は約24時間、テレビ視聴は約15時間、同スピーカー視聴は約10時間の連続使用が可能。幅171.2×高さ43.3×奥行き100.8mm(本体)、203g(同)。実勢価格3万5000円前後。電話:0120・777・886
日常の会話や電話の声など、聴きたい音を大きくして耳に届けてくれるのが集音器だ。ソニーの製品は、“首かけタイプのイヤホン”のような構造で、音楽を聴いているようにしか見えないので、外出時も人目を気にせずに使える。
さらに、付属の充電台をテレビと接続すれば、深夜の映画なども迫力の音で聴くことができる。スピーカーも内蔵しているので、首にかけるだけで耳元から明瞭な音が聞こえてくる。
![長時間の使用時も負担の少ない首かけスタイルの集音器。イヤホンを外して、耳元スピーカーとして使うこともできる。](https://serai.jp/wp-content/uploads/2019/11/img35-2-334x500.jpg)
長時間の使用時も負担の少ない首かけスタイルの集音器。イヤホンを外して、耳元スピーカーとして使うこともできる。
※この記事は『サライ』2019年12月号より転載しました。(取材・文/宇野正樹 撮影/植野製作所、田中麻以 スタイリング/有馬ヨシノ)
![ハウスダストやニオイ、湿度など各種のセンサーで部屋の状態を検知、環境に合わせて自動運転をする。湿 度設定は「高め」「標準」「控えめ」の3段階。空気清浄は40畳まで、加湿のみは15~24畳。加湿空気清浄は 35畳まで。消費電力5.5~88W。高さ640×幅398×奥行き268mm、11.8kg。実勢価格10万円前後。電話:0120・878・698](https://serai.jp/wp-content/uploads/2019/11/img30-467x400.jpg)