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松浦武四郎~「北海道」の名づけ親【にっぽん歴史夜話19】

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前列中央から時計回りに、ご飯、野蕗のきゃらぶき、煎り豆腐(人参)、鶏そぼろ、漬物(胡瓜と人参の糠漬け・壬生菜・刻み沢庵)、焼き海苔、ごんげん蒸し、大根おろし(葱・鰹節・胡麻)、納豆(葱)、絹さやの浸し(鰹節)、味噌汁(豆腐・若布・葱)、中央右は焼き鮭、左は蒲鉾と山葵漬け。今朝は小鉢に盛っているが、常備菜のきゃらぶきや煎り豆腐、鶏そぼろ、加えてごんげん蒸しなどは大皿で登場し、取り分けていただくことが多い。絹さやは昨夜の残りを浸しに。蒲鉾は、山葵漬け(静岡『野桜本店』の激辛口)をつけて食す。焼き海苔は東京・品川の『みの屋海苔店』のものを愛食。焼き海苔とごんげん蒸しの器の模様は、定紋である揚羽蝶。

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【娘のきもち】1歳違いの妹とはケンカばかり。大好きな浜崎あゆみのライブはいつも父と二人で行っていた~その1~

取材・文/ふじのあやこ

【娘のきもち】1歳違いの妹とケンカばかりしていた幼少期。出かける時はいつも父と2人きりだった~その1~

近いようでどこか遠い、娘と家族との距離感。小さい頃から一緒に過ごす中で、娘たちは親に対してどのような感情を持ち、接していたのか。本連載では娘目線で家族の時間を振り返ってもらい、関係性の変化を探っていきます。

「私にできることは必ずあると言ってくれた父親の言葉で浮上することができました」と語るのは、瑞穂さん(仮名・28歳)。

彼女は現在、都内の美容院で美容師として働いています。オレンジ色のメッシュが入った明るめの茶色の髪は肩のラインで外ハネに、ワイドパンツに柄シャツなど、個性的なオシャレを好んでいるように見えます。お話を聞いている間は笑顔が絶えず、接客業で身についたのか話しやすい柔らかさを感じます。

父と長女、母と次女という2対2で行動することが多かった幼少期

瑞穂さんは千葉県出身で、両親と1歳下に妹のいる4人家族。父親は運送業の本部で働いており、母親もフルタイムで事務の仕事をしていました。小さい頃よく怒られていたのは母親からで父親から怒られた記憶はないと言います。

「私は昔、落ち着きがなかったんですよ。ご飯中によく食べ物をこぼしてテーブルや床を汚したり、色んなところに頭をぶつけたりと、注意力散漫で。それに対して、怒るのはいつも母親。両親は同い年で、どちらが家で強いとかはなかったんですが、父は躾に対して何か言ってくることはなかったです。怒られた記憶もまったく残っていませんね」

怒らない父親とは小さい頃からずっと仲良し。よく2人で出かけていた場所もあったそうです。

「私と父は浜崎あゆみが好きで、よく2人でコンサートに行っていましたね。普通は友人と行くと思うんですけど、なぜか父親と。それと、私が実家を出るまでは毎年父親と一緒に正月の福袋に並んでいました。母親と妹は家でゆっくりしたい派で、父と私はどちらかというとアクティブに過ごしたい派だったので、どこか出かけるとなると2対2に分かれることが多かったです」

4人で出かけることもあるなど、家族仲は良かったそうですが、姉妹仲はずっと悪かったと言います。そこには1歳差という年子だからこそのエピソードがありました。

「小さい頃から中学くらいまで、妹とはずっと険悪でしたね。私が年上なんですけど、1歳差なんてないようなものじゃないですか。体の大きさの違いもなかったし。1つのおもちゃを取り合ってよくケンカしていたんです。強烈な印象で覚えているのが、小学生の頃にお祭りで親から2人ともにビーチボールみたいな空気の入ったボールを買ってもらったんです。家に着いた頃には妹のボールは穴が開いていたのかすぐにしぼんでしまって。それを見た妹がわざわざ針を持ってきて私のボールに刺したんですよ。妹はすべて私と同じじゃないと気が済まなかった。私のだけまだあるのが許せなかったんでしょうけど、その時はゾッとしましたね」

考え方すべてが違う妹との仲を修復してくれたのは彼氏。彼は父親のお気に入りで

妹は堅実主義で、瑞穂さんはやりたいことを貫くタイプ。性格も合わないほかに、成績にも大きな差があったと言います。

「私の成績は中の中、妹は賢くて上の中くらいで、妹は県で一番賢い高校に進学。私は普通くらいのレベルのところに行きました。比べられる対象がすぐそこにいるのは嫌でしたね。私たちは塾などに通っていなかったんですが、妹は『学校でちゃんと習うのになんでみんなわからないんだろう』と疑問に思うほど、素で頭が良かったんです。それなのに妹は大学には進学せずに、就職に強い、資格が取れる専門学校に進学したんです。大学で4年間過ごすより、専門で1年勉強して早く就職したかったようで。

私は妹とはまったく反対の考え方で、高校の進路相談の時に両親に『将来何になりたいか、大学に行って遊んで考えたい』って正直に言ってしまっていましたね。そしたら『目的もわからずに大学に行くなら、専門学校に行くか、働きなさい』と言われて。元々オシャレがすごく好きだったこともあり、美容師の専門学校へ進学することに決めました」

オシャレ好きなのに服飾に進まなかったのはある現実的な考えがあったそう。妹との仲が修復したのは専門学校時代。それにはある仲介者がいたと語ります。

「服飾の専門学校で本当にちゃんと希望通りのところに就職できるのってすごく狭き門だと思ったんです。私なら間違いなくデザイナーじゃなく、服の販売員になってしまうなと。この現実的な考えは家族譲りかもしれませんね。

妹との仲を修復してくれたのは私の彼氏です。専門学校の時に彼氏ができて、彼がしょっちゅう泊まりに来ていて、家族と彼の5人で普通に食卓を囲んでいましたね。彼の社交性がすごくて、両親も妹も彼のことが大好きだったんです。専門学校卒業後に彼と同棲することになるんですが、その時も両親は反対することもなく。父親も『彼だったら』とベタ褒めだったんですよ。でも、就職したことでお互いの歯車が狂ってきてしまい、私は仕事の辛さから引きこもりにまでなってしまって……」

新社会人の生活は思い通りにいかないことばかり。「帰ってこい」の言葉に実家に戻った瑞穂さんは家から出られなくなり……。【~その2~に続きます。】

取材・文/ふじのあやこ
情報誌・スポーツ誌の出版社2社を経て、フリーのライター・編集者・ウェブデザイナーとなる。趣味はスポーツ観戦で、野球、アイスホッケー観戦などで全国を行脚している。

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