何とも思っていなかった異性に、ふとした瞬間ドキッとした。なんて経験がある方も多いのでは。そんな異性への「ときめき」が、恋愛へ発展することきっかけにもなる。

結婚相手紹介サービス楽天オーネットが運営する「スーペリア」が、独身の50~69歳の男女488名を対象に「中高年の恋愛意識に関する調査」を行なった。その結果を基に、中高年の恋愛事情をみていこう。

女性より男性の方が、ときめきやすい!?

最近(2~3年以内)、異性に対して「憧れた」「ときめいた」かの問いに、全体の38.3%が「一回以上ある」と回答した。

男女別にみると、男性が48.3%、女性は28.3%と20ポイントも差が出ている。男性はどの年代においても、女性にくらべて高い割合を示しており、女性より「ときめく」割合が高いようだ。

年代別にみると、50代~60代の約4割は、今でも異性に「ときめく」ことがわかった。

男女温度差はあれど、異性に対する関心はいくつになっても衰えることがない事を裏づける結果となっている。

約4人に1人は、自分の気持ちを相手に伝えている

次に「憧れた」「ときめいた」異性に対して、どんなアプローチをしているのかを尋ねている。
全体では「直接会って気持ちを伝えた」「メールやラインなどで伝えた」が22.5%、男性が26.3%で女性が15.9%という結果となり、異性に「ときめいた」男女の約4人に1人は、自分の気持ちを相手に伝えているということが分かった。

また、「直接ではないがそれとなく好意をもっていることを伝えた」という回答をいれると、全体では42.3%が気になる異性に「気持ちを伝えた」という行動を起こしているようだ。

女性は8割が告白に成功! 交際に発展

前問で「気になる異性に気持ちを伝えた」と回答した男性31名、女性11名に、その結果がどうだったか聞いている。その結果、なんと男性の48.4%が「上手くいって交際につながった」とのこと! 女性にいたっては81.8%とさらにポイントが高い。

女性は男性より異性に対して冷静に判断してアプローチしているということなのか。いずれにしても気になる異性に対して、しっかりとアプローチしていることが調査結果からわかった。

中高年男女の約6割はパートナーがほしい

最後に、全員に「あなたは人生においてパートナーは必要ですか?」と聞いている。
「お相手次第である」という回答までをふくめ「必要」という肯定的な回答は、全体で63%。男性が73.3%、女性が52.5%という結果となった。約6割以上の中高年男女が「パートナーは人生において必要だ」と考えているようだ。

今回の調査で、4人に1人は気になる異性に対して、自分からアプローチしていることがわかった。しかもそのうち、男性は約6割、女性は約8割成功しているというのには驚いた。恋愛に年齢は関係なし! 遊びも仕事もまだまだ現役で楽しんでいるのと同様に、恋愛もバリバリ現役という方が多いようだ。

文/鳥居優美

 

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