
海外のニュースや旅行サイトを見ていて、知らない外国語に出会うことってありますよね。そんなときに便利なのが、Google Dictionary(Google辞書)。Google Dictionaryは、Webページ上の単語をその場で調べられるGoogle Chrome(グーグルクローム。以下、Chrome)用の拡張機能です。
スマートフォン(以下、スマホ)では、この拡張機能を使うことはできません。そこで、この記事ではパソコンでの基本操作を中心に紹介しながら、スマホで外国語を調べる方法や、うまく表示されない時の対策もあわせて解説します。
※この記事ではスマホはAndroidを例に解説していますが、iPhoneでも大きく変わることはありません。Android・iPhoneともにOSのバージョンによって一定の差異がある可能性があります。
Google Dictionaryでできることを確認
外国語のページを読む時、わからない単語が出るたびに別の画面を開くのは手間です。Google Dictionaryがどう役立つのか、スマホとの違いとあわせて押さえておきましょう。
Google Dictionaryはパソコン版Chromeで使う拡張機能です
Google Dictionaryは、Chromeに追加して使う拡張機能(Chromeに後から加えられる便利機能)です。辞書機能を追加すると、Webページ上の単語を選ぶだけで意味を確認しやすくなります。
ただし、主にパソコン版Chromeで使う機能です。スマホのChromeでは、同じように拡張機能を追加して使うことはできません。そのため、スマホのChromeにもともと備わっている翻訳機能を使うと安心です。
単語をその場で確認できるのが便利です
Google Dictionaryを追加すると、外国語のWebページを読みながら、気になる単語の意味を確認できます。
英語のニュース、海外通販の商品説明、旅行先の公式サイトなどを見る時に役立ちます。別の辞書サイトを開く手間が減り、文章の流れを止めずに読み進められます。単語を選ぶと、ポップアップに意味が示されます。
Google DictionaryをChromeに追加する
Google Dictionaryを使うには、まずパソコン版Chromeに拡張機能を追加します。手順は難しくありません。どの画面で何を選ぶのかを順番に確認すれば、初めての方でも落ち着いて進められます。
Chromeウェブストアから追加します
Google Dictionaryは、Chromeウェブストアから追加できます。スマホのアプリストアのようなものと考えると、イメージしやすいでしょう。パソコンでChromeを開いてから操作してください。
《操作手順》
1.パソコンでChromeを開きます。
2.Chromeウェブストアのページを開きます。
3.画面上の検索ボックスに「Google Dictionary」と入力します。
4.「Google Dictionary」のページを選びます。

5.「Chromeに追加」をクリックします。

6.確認画面が出たら「拡張機能を追加」を選びます。これで追加は完了です。
追加後はアイコンを固定表示しておきましょう
Google Dictionaryを追加したら、Chromeの右上にある拡張機能のアイコンを確認してください。
アイコンを右上に固定(ピン留め)しておくと、あとで設定を開く時に見つけやすくなります。頻繁に使う機能ほど、ピン留めしておくと安心です。
《操作手順》
1.Chrome画面の右上にある拡張機能のアイコンをクリックします。
2.一覧から「Google Dictionary」を探します。

3.右側にあるピンの形のアイコンをクリックします。斜線が引かれ、ピン留めの状態になります。

4.Chrome右上にGoogle Dictionaryのアイコンが出たことを確認します。

表示言語を設定して単語を調べてみましょう
拡張機能を追加したら、表示言語を確認しておきましょう。意味を調べる時に迷いにくくなります。設定画面には英語の項目もありますが、日本語訳を添えて説明します。
表示言語を日本語に設定します
Google Dictionaryを使う前に、表示言語を確認してください。
設定画面では、My language(表示言語)という項目があります。ここでは、Japanese(日本語)を選びましょう。
《操作手順》
1.Chrome右上のGoogle Dictionaryアイコンを右クリックします。
2.表示されたメニューから「オプション」を選びます。

3.My language(表示言語)の項目を探します。

4.Japanese(日本語)を選びます。
5.画面下のSave(保存)をクリックします。
実際に調べてみる
設定が終わったら、実際に外国語のページで単語を調べてみましょう。
調べたい単語の上でダブルクリック(同じ場所を素早く2回クリックする操作)すると、ポップアップが表示されます。意味が表示されたら、読みたい文章に戻って続きを読めます。別の辞書ページを開かずに確認できる点が、Google Dictionaryの使いやすいところです。
《操作手順》
1.Chromeで外国語のWebページを開きます。
2.調べたい単語にカーソルを合わせます。
3.その単語をダブルクリックします。
4.表示された小さなポップアップで意味を確認します。

5.ポップアップの外側をクリックして表示を閉じます。
困った時の対処法
Google Dictionaryは、調べた言葉をあとから見返すこともできます。一方で、意味が表示されない場合や、履歴を残したくない場合の対処法も確認しておきましょう。
意味が表示されない時は、ページの再読み込みをしましょう
拡張機能を追加した直後は、すでに開いていたページでうまく動かないことがあります。その場合は、ページの再読み込みをしてから、もう一度単語を選んでみましょう。
Chromeウェブストアの画面上では動作を確認できません。実際のニュースサイトなど、試したいページで確認してみてください。画像の中の文字や一部の特殊なページでは、単語を選べないこともあります。
《操作手順》
1.Google Dictionaryを追加したあと、外国語のWebページを開きます。
2.画面を再読み込みをします。
3.ページが読み込み直されたら、調べたい単語を選びます。
4.意味が表示されるか確認します。
5.表示されない場合は、Chromeを一度閉じてから開き直します。
調べた単語の履歴を残す
Google Dictionaryには、調べた単語を履歴として保存する設定があります。英語の学習や、同じ単語を何度も確認したい時に役立ちます。
ただし、記録を残したくない場合は、履歴保存を使わない選択もできます。
《操作手順》
1.Chrome右上のGoogle Dictionaryアイコンを右クリックします。
2.「オプション」を選びます。
3.設定画面で、Word history(単語の履歴)の項目を探します。
4.履歴を残したい場合は、「Store words I look up, including definitions」にチェックし、保存の設定を有効にします。

5.履歴を残したくない場合は、設定を有効にしないままにします。
6.変更した場合は、Save(保存)をクリックします。
スマホではChromeの翻訳機能を使うと安心
スマホでは、Google Dictionaryの拡張機能をパソコンと同じように追加できません。そのため、スマホのChromeに備わっている翻訳機能を使うと安心です。
外国語のページを開くと、画面の上部か下部に「日本語に翻訳しますか?」という案内が自動で表示されることがあります。そこで「翻訳」を選ぶだけで、ページ全体が日本語に切り替わります。案内が表示されない時は、メニューから手動で翻訳を選ぶこともできます。
単語だけを確認したい時は、調べたい部分を長押しして選択すると、画面の下に翻訳情報が表示されます。
《操作手順》
1.スマホで外国語のページを開きます。
2.画面の上部か下部に表示される「翻訳」の案内を確認します。

3.案内が出ている場合は「翻訳」をタップします。
4.案内が出ない場合は、Androidの場合は画面右上の縦三点リーダー(縦に並んだ三つの点のこと)、iPhoneの場合は画面右下の三点リーダー(横に並んだ三つの点のこと)をタップします。
5.メニューの一覧から「翻訳」を選びます。これで翻訳されます。
最後に
Google Dictionaryは、外国語のWebページを読みながら、気になる単語をその場で確認できる便利な拡張機能です。
スマホでは同じように追加できないため、パソコンではGoogle Dictionary、スマホではChromeの翻訳機能と使い分けると安心です。表示されない時の対処法もあわせて覚えておくと、いざという時に慌てません。
海外ニュースや旅行サイトなどを見る時に、わからない言葉で読む手が止まることがあります。そんな時は、まず短い単語から調べてみましょう。
●監修/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。











