取材・文/ふじのあやこ

写真はイメージです

厚生労働省が発表した「令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)」では、2020年度の婚姻件数は 52万5490組、離婚件数は19万3251組。婚姻件数、離婚件数ともに前年よりも減少しているものの、今もどこかで夫婦が誕生して、夫婦が他人になっている。日本の非婚化がメディアなどで多く取り上げられているが、今回は離婚を経験後に再び家族を求める人たちに、その理由を伺っていく。

「今度こそは間違いない、この結婚でやっと幸せになれるんだと再婚したときは思っていました。どうしても夫を手放したくなくて、一度目の嘘を最後だと思って受け入れたんです。でもすぐに二度目の嘘が発覚して、どうしたらいいのか、今はまったくわかりません」と語るのは、日菜子さん(仮名・36歳)。現在は夫との2人暮らしをしている。2人はバツイチ同士、再婚したのはほんの半年前のことになる。

20歳で子どもができると、両家共に大喜び

日菜子さんは大阪府出身で、両親と5歳上に姉のいる4人家族。家族仲も良く、学生時代は姉がよく家に彼氏を連れて来ていたこともあり、日菜子さんも自然と付き合っている男性を両親に紹介するようになっていた。高校時代に初めて付き合った男性が、最初の夫となった。

「姉は5つ上なので、私が小学生のときには姉の彼氏が家に普通に居て、家族団らんに混じっていました。だから私に彼氏ができたときも、家に連れて行って仲良くするのが普通だったんです。それに、学生のときはお互い実家でお金もないから2人で会う場所って本当にない。学校終わりには一緒に私の家に帰るのが普通でしたね」

一度目の結婚のきっかけは妊娠。発覚したのは20歳のときだった。相手は高校を卒業してすでに働いていて、日菜子さんは専門学校の卒業間際。大きな障害もなく、お互いの親からも祝福されて結婚に至った。

「相手がまだ大学生とかだったら、お互い10代だったらきっと反対されていたと思います。でも21歳になる年齢のときで相手は働いていたし、私も卒業まであと2か月ぐらいだった。両親は驚いていたし、早すぎると寂しがっていましたが、反対されることはありませんでした。

相手のご両親とも高校時代から交流もあったので、大きな反対はなし。彼は一人っ子だったのでお腹の中にいる孫の存在を喜んでくれました。そして結婚が決まってすぐに私たちのために一軒家を購入してくれたのです」

【義両親のプレゼントしてくれた家のせいで夫のモラハラが始まった。次ページに続きます】

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