日用品は、コスパのよいものを選ぶ
●ミニサイズの調味料とニトリの鍋
ひとり暮らしのショコラさんにはダイソーで買うミニサイズの調味料がぴったり。「大きいサイズだと使い切れなくて無駄になります」。鍋は1000円以下のニトリ製を愛用。サイズの違う2タイプの鍋を使いこなして、炒めもの、煮込み料理、卵料理とさまざまな料理を作ります。
●リーズナブルな通販コスメ
化粧品メーカーに勤務していたショコラさんですが、退職後に使いはじめたのが、箸方化粧品のスキンケアシリーズ。化粧水1100円、化粧落とし600円、石鹸360円(各税抜)とリーズナブル。「皮膚科の先生が作ったコスメで、成分がすごくいいんです。肌の調子もいいですね」
無駄な買い物を減らす
お金は2つの財布で管理。月12万円のうち固定費を除いた生活費6万円は2つの財布で管理。黒い財布は持ち歩き用で、生活雑貨代やお小遣い4万円を。茶色の財布は自宅用で、食費2万円を入れます。「例えば、黒い財布から食品1890円を払ったら、茶色の財布から2000円を移動させるという使い方をしています」
●ほしいものリストを活用
「ほしいものはリストにしておきます。これは30年以上続けている習慣です」。具体的な商品名をメモするほか、理想の形を絵で描いたり。買ったものには購入日と値段を書き添えます。「リストを見直してみていらないものには×をつけておけば、無駄な買い物がなくなります」
●クローゼットは吊るし収納
「服がたくさんあると把握できず同じようなものを買ってしまいがち。好きな服だけ残してだいぶ減らしました」とショコラさん。現在は、季節外のトップス以外すべての服が見えるようにクローゼットに吊るしています。「捨てるかどうしようか迷ったものは一旦スーツケースに入れ、後で見直します」
手間も楽しむ
●思い出のアイテムはリメイク
椅子カバーは15年ほど前のお気に入りのスカートをリメイクしたもの。裁縫道具入れは、子供たちと初めて行ったディズニーのクッキー缶を35年愛用していましたが、去年長男のお嫁さんがやはりディズニーのお土産でくれたクッキー缶に変えました。好きなもの、手放したくないものはリメイクしてとことん大切に使います。
●お出かけは自転車で
交通費が節約できるうえ、運動不足も解消できる自転車。10年前から愛用しています。きっかけは、元気をなくしていたときに息子さんが「お台場まで行ってみよう」と誘ってくれたこと。以来、メルカリで買ったスニーカーとともにさまざまなスポットへ自転車で出かけます。
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『暮らし上手な人に教わる、節約のくふう100』
宝島社