不倫はしたほうよりも、一度目を許さないほうが悪?

大学に進学後も両親とは基本仲良しだったという聡子さん。大学時代に付き合っていた彼氏と半同棲状態になり、まったく家に帰って来なくなった娘に対しても親はうるさく言わなかったそう。

「高校までは友人の家に泊まりに行くときは相手の名前と連絡先を書いたメモを渡さないといけなかったんですけど、大学になると携帯を持っていたこともあり、それもなくなりました。さらにはお酒を飲めるようになったら朝まで飲み歩いていたり、彼氏の家に入り浸って帰らなくなったりと私も好き勝手やっていたんです。でも母親は『自分たちで責任の取れないことはしないでよ』と、子どもだけは作るなという感じでしたね(苦笑)。友人たちに自分の家のことを言うと、『自由でいいな~』とよく羨ましがられていて、私も寛大な両親のことを密かに自慢していました。友人の間で親マウントを取っていたのかもしれません」

就職してからも実家で暮らし、社会人になって3年目から大学から付き合っていた男性と同棲をスタート。そのまま28歳のときに結婚をします。

「当時は姉が結婚して子どもを産んだばかりだったので、両親は孫にメロメロでまったく相手にしてもらえなかったですけどね。でもまぁそれはいつものことだし、姪のことがあったからすんなり認めてくれたというのもあったし、それに私も姪のことはかわいくて仕方なかったからまったく気にしていませんでした」

離婚はその3年後。理由は相手の浮気だったそうですが、相手の親からも聡子さんの母親からも離婚を留まるように説得されますが、どうしても我慢できなかったと当時を振り返ります。

「最後のほうは元夫と一緒の空間で同じ空気を吸うのも嫌でした。私にも至らない点があったかもしれませんが、直接の離婚原因を作ったのは間違いなく相手です。それなのに、親を含めた話し合いではみんなで私が暴走しないようになだめている感じで、まるで許してあげない私が悪いような。父が私の味方になってくれたおかげで母は折れてくれましたが、母は離婚に納得している様子ではありませんでした」

離婚で一度実家に出戻るも、そこには前のような居心地の良さは残っていなかった。変わったのは私か母か?

~その2~に続きます】

取材・文/ふじのあやこ
情報誌・スポーツ誌の出版社2社を経て、フリーのライター・編集者・ウェブデザイナーとなる。趣味はスポーツ観戦で、野球、アイスホッケー観戦などで全国を行脚している。

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