![](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/664574_s.jpg)
多くの人がもはや日常的に使う、Googleのインターネット検索。ビジネスでもプライベートでも、情報収集をする際に欠かせないものとなりました。
ただ、「過去に閲覧したWebサイトをもう一度閲覧しようとしたけど、検索で出てこなくなった」「数日前に検索したページを見たいけど、検索のキーワードを忘れてしまった」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
こんなときに役立つのが、Googleの「閲覧履歴」と「検索履歴」です。今回はGoogleの閲覧履歴と検索履歴の違い、それぞれの表示方法についてご紹介したいと思います。
目次
Googleの閲覧履歴と検索履歴の違いは?
Googleでの閲覧履歴の表示方法
Googleでの検索履歴の表示方法
検索履歴が表示されなくなったら?
閲覧履歴や検索履歴は削除できる?
最後に
Googleの閲覧履歴と検索履歴の違いは?
閲覧履歴とは、インターネット検索をした結果や訪れたWebサイト・ページなど、実際にGoogleでアクセスしたページの履歴のことです。
閲覧履歴の開き方を覚えておけば、一度アクセスしたページをもう一度見たいときに、わざわざ検索をしなくてもアクセスできるようになります。
対して検索履歴は、インターネット検索をする際に利用したキーワードを指した言葉です。何か調べ物をしようとした際、キーワードの途中まで入力すると以前に検索したキーワードが候補に出てきたという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。これは、Googleに残っている検索履歴が表示されているものになります。
Googleでの閲覧履歴の表示方法
それでは、閲覧履歴は一体どのようにして表示することができるのでしょうか。今回はWindowsでの表示方法についてご紹介します。
閲覧履歴の表示方法はとても簡単です。まず、Google Chromeを開き、メニューバーの右上にある、縦に3つ点が並んだ「Google Chromeの設定」をクリックします。
すると、「新しいタブ」や「履歴」など、様々なメニューが表示されるので、この中から「履歴」を選び、さらに出てきたメニューから一番上にある「履歴」をクリックしましょう。
![閲覧履歴の表示](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/d5ce738e408ef649e7e416307ef6b07e-1-640x268.jpg)
そうすると、下記のようにGoogle Chromeの閲覧履歴が表示されます。最新から最古まで日時とWebサイト・ページのタイトルが並んでいるので、再度閲覧したい履歴をクリックしましょう。そうすれば、そのWebサイト・ページに遷移することができます。
![閲覧履歴ページ](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/a745cbd1f9f86fb8119f332074942a4e-640x313.jpg)
ちなみに、スマートフォンでは画面右下にある横に3つ点が並んだボタンがGoogle Chromeの設定です。こちらをタップし、その中から「履歴」を選ぶことで、同様に閲覧履歴を表示することができます。
Googleでの検索履歴の表示方法
続けて、Googleでの検索履歴の表示方法についてご紹介です。検索履歴は、直近のものであればブラウザの検索バーをクリックすれば表示されます。
![Googleの検索バー](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/6fbf14689f7b501648be1092a3c2e016-479x500.jpg)
ただ、直近のもの以外を表示したい場合は、閲覧履歴と同様にそれ専用のページにアクセスする必要があります。検索履歴を確認したい場合、まず「Googleマイ アクティビティ」にアクセスしましょう。
Google Chromeのホーム画面の右上にある下記のボタンをクリックし、「アカウント」をクリックしてGoogleアカウントに遷移します。
![Googleアカウントの開き方](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/65dfdd6858fc5e2006010b9cdbb47db5-1.jpg)
そこで、左にあるメニューから「データとプライバシー」をクリックすると、下記のようなページに遷移します。
![Googleアカウントのデータとプライバシー](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/8cf414fda1f5ff0f4de5ba7f87bb932c-3-640x312.jpg)
少しページを下にスクロールすると、「履歴の設定」という項目が出てきました。この項目の一番下にある「マイ アクティビティ」をクリックすると、「Googleマイ アクティビティ」にアクセスすることができます。
![履歴の設定](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/0f6fb3bb6bd6c2239396a79ea55a886d-640x297.jpg)
この「Googleマイ アクティビティ」では、Googleの検索履歴だけでなく、閲覧履歴、YouTubeの再生履歴など実に多くの履歴を確認することが可能です。
![Googleマイアクティビティ](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/0cdebf91de01ab58d7697aed6829b133-1-640x311.jpg)
今のままだと履歴が見づらい場合は、日付や項目で表示内容を絞り込むこともできます。下記の「日付とサービスでフィルタ」をクリックしましょう。
![日付とサービスでフィルタ](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/d5af404c4ba62db974f17bd316873203-640x312.jpg)
条件を選ぶための画面が出てきました。ここで、表示したい期間を入力し、項目をスクロールすると出てくる「検索」をクリックしてから適用をクリックしてください。
![日付とサービスでフィルタの選択画面](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/d921c3fbd94f17b61a12d3ea390bea82-287x500.jpg)
そうすると、指定した期間内で「何時にどんなキーワードで検索をしたか」「何時にどのWebサイト・ページにアクセスしたか」を確認することができるようになります。
検索履歴が表示されなくなったら?
先述の通り、直近の検索履歴は検索バーをクリックしたタイミングで表示されます。ただ、場合によってはこれが表示されなくなることも……。
原因の多くは、Googleアカウントからログアウトしていること。Googleの検索履歴は、Googleアカウントに保持しています。そのため、Googleアカウントからログアウトした状態だと、何も保持していない状態になるため、検索履歴が表示されません。
同様に、普段利用しているアカウントと別のアカウントでログインしたときも、同様に検索履歴が表示されなくなります。検索履歴を表示したい場合は、必ず普段利用しているアカウントからログインするようにしましょう。
閲覧履歴や検索履歴は削除できる?
Googleの閲覧履歴や検索履歴は削除することが可能です。Googleマイ アクティビティを開き、左のメニューにある「アクティビティを削除する基準」をクリックしましょう。
![Googleマイアクティビティのメニューバー](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/9b220c3a2bea15aa38c51c486ab0fe97.jpg)
すると、下記のように期間の指定が出てきました。ここで「1時間以内」と「過去1日間」は、クリックするとそのまま削除されます。
![アクティビティを削除する期間指定](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/82dd98f0525d1e09732a43393a43e71d.jpg)
「全期間」もしくは「指定の期間」を選ぶと、どのサービスのアクティビティを削除したいか選択ができます(「指定の機関」は日付選択後に表示されます)。
![削除するアクティビティの選択](https://serai.jp/wp-content/uploads/2021/11/52f8c21f06bbe9aaa09276110560c8d2-287x500.jpg)
削除したいサービスを選び、「次へ」を押すと確認画面に遷移するので、問題なければそのまま「削除」を行いましょう。一度削除をすると復活させることはできないため、必要な期間・サービスのアクティビティを削除しないよう注意が必要です。
最後に
Googleの閲覧履歴と検索履歴の表示方法についてのご紹介でした。閲覧履歴や検索履歴は、覚えておくと一度訪れたWebサイト・ページにアクセスするのが容易になり、情報収集の効率がアップします。是非Googleの閲覧履歴と検索履歴の表示方法を覚え、ビジネスでもプライベートでも情報収集に役立ててください。
●構成・執筆/西田 絢(にしだ あや|京都メディアライン・http://kyotomedialine.com)
国家試験「情報処理技術者試験」の区分にある「ITパスポート試験」「基本情報技術者試験」を保持。通販ECパッケージの開発・導入・保守サポートを行う企業にて技術面での保守サポートを行っている。
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