みなさんはGoogleの創業者をご存じですか?

Amazonといえばジェフ・ベゾス(純資産世界1位:21兆9103億円・[注1]以下同様)、テスラ、スペースXのイーロン・マスク(3位:18兆4799億円)、マイクロソフトのビル・ゲイツ(4位:15兆9348億円)、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ(5位:13兆6109億円)、そしてアップルの故スティーブ・ジョブス(遺産相続した妻ローレンさん82位:2兆3238億円)。まさにこの世の春のIT企業創業者たちですが、「Googleの創業者は?」というと日本ではあまり名前が知られていません。

スマホやパソコンで今や絶対に欠かせないと言っていいGoogleのサービスですが、創業者はどんな人なのでしょう?

目次
「Googleの創業者」とは?
ラリー・ペイジらが発明した画期的な検索サービス
その他のサービス
Google日本法人もあります
まとめ

「Googleの創業者」とは?

Googleの創業者はラリー・ペイジ(6位:12兆2830億円)とサーゲイ・ブリン(7位:11 兆8404億円)の二人です。やはり超がつくほどの億万長者ですね。

ラリー・ペイジの半生

1973年、ミシガン州立大学で計算機科学を教えていた両親のもとに生まれたペイジの自宅はコンピュータと関連書籍であふれていました。自立心や創造性を育み、ルールや慣例にとらわれず、自発的に行動し、世界で起きていることに関心をもつ姿勢を身に付けるよう育てられた、ラリー。彼は、12歳のとき、天才発明家ニコラ・テスラの伝記を読み、「発明を世に出し、人に使わせ、何らかの成果を生みたい」と強く考えるようになったそうです。

大学で計算機工学を学んだのち、博士号取得のためにスタンフォード大学へ入学。そこでもう一人の創業者サーゲイ・ブリンと出会います。

サーゲイ・ブリンの半生

1973年にソビエト連邦(今のロシア)のモスクワで生まれ、ブリンが6歳のとき、一家はアメリカへ移住しました。
父は数学者でメリーランド大学の教授、母はNASAの研究員という環境に育ったブリンも幼い時からコンピュータに関心を示し、入学したメリーランド大学では数学と計算機科学を専攻しました。93年に理学士号を取得し、卒業後はスタンフォード大学の計算機科学の修士課程に進み、検索技術などを研究しました。

Google創業

1995年、大学で出会った二人は「世界の情報を体系化し、誰でもアクセスして使えるようにする」ための、「ウェブページをランク付けする検索エンジン」づくりを開始、「Google」と命名します。1998年にGoogle社を共同設立。Googleは2004年に株式公開され、2006年にはYouTubeを買収。いまやネット関係で、世界的に圧倒的な強さを誇っています。

CEO(最高経営責任者)退任、復帰、さらに退任

従業人200人程度の規模となった2001年、ペイジはブリンらに経営を任せ、CEOを退任しました。ところが10年後の2011年、再度CEOに就任。経営陣を再編し、2012年末までに様々な新サービスや製品を世に送り出します。同社の企業構造が急拡大すると、2015年に持株会社を立ち上げ、ペイジはCEOに、ブリンは社長に就任しました。Googleの検索連動型広告は莫大な利益を生んでいるため、二人が情熱を傾ける事業に資金を投じることが可能となりました。

そんな二人ですが、ペイジは、マネジメントよりも大枠のアイデアを考える方が自分には向いていると言います。人とやり合うのが得意でなく、声帯まひを患っていることを2013年に明かし、2014年のTEDトーク以来、公の場で話をしていません。

ブリンによるグーグル・グラスはアメリカでは2013年から販売されていましたが、2015年初頭に一般向けの製造販売をいったん打ち切ると発表しました。

ペイジは今も「空飛ぶ車」などに興味があり、投資もしているようですが、近年では労使問題や世界的な個人情報保護の流れ、独占禁止法など数多くの問題をかかえ、二人とも2015年頃から、あまり表舞台に立たなくなっています。

そして2019年12月、二人はまだ40代ですが、同時にCEOと社長を退任することを発表しました。

ラリー・ペイジらが発明した画期的な検索サービス

Googleが市場を席捲できたのは、独自の指標を基にランク付けを施した検索結果が大きな顧客満足を生んでいるからです。更に独自のアルゴリズムを作って、良質なページをより厳密に選り分けることも好感されています。

この企業努力によってWEBマーケティングの世界に「SEO(検索エンジン最適化)」という概念が生まれました。

その他のサービス

現在Googleには70を超える数のサービスがあります。その中からいくつかご紹介しましょう。

Gmail

電子メールの概念を完全に覆したのはGmailでしょう。意識するとしないに関わらず、あなたのメールはクラウド上にあります。

画像検索機能

文字による検索と同様に、画像をアプリにドラッグすることで、似たような画像をネット上から探すことができます。

サジェスト機能

予測表示ともいいます。数文字入力しただけで入力したい文字が表示されます。

Googleアース

これが出たとき、多くの人の世界観が変わりました。世界遺産も生まれ故郷も、ストリートビューとの組み合わせで、完全に行った気分にひたれます。

翻訳

数年前までとは比較にならない進化を遂げています! もう言葉の壁で海外旅行を恐れる理由はなくなりそうです。

Google日本法人もあります

Google合同会社(GoogleJAPAN)は超人気企業です。転職サイトの情報をまとめると、採用は1年に50人程度の狭き門。平均年収は1500万円前後で、マネジメントになると2000万円を超えますし、もし退職しても「Googleにいた」というブランドで何処へいっても通用するでしょう。

まとめ

Googleには一部のガジェットを除いて、iPhoneやAmazon(通販)のようなリアルなモノがありません。日本の中高年に近年までスマホが普及しなかったのは、ネット検索やSNSといったサービスの概念を理解するのに時間がかかったことが原因のひとつであろうと私は考えています(あと英語キーボードの問題も大きいですが)。

もともと日本は万葉集の昔から、概念に命を与えることを得意としてきました。決定権とお金を持っている中高年が、早くこの新しい概念に馴染み、未来ある若者たちの飛躍の後押しをしていただきたいと願ってやみません。

注1:ブルームバーグ億万長者指数より

●執筆/田尻 良(たじり りょう)

1983年、アルバイト先のために独学でレジ清算プログラムを作成。まだ白のマスクしか無い2006年にプリント柄のマスクカバーを発表。任天堂DS用ソフト「介護ナビDS」やインフルエンザ検定試験などを企画。依頼された人事管理システムを作るため、50歳から新たにコンピュータ言語を習得し構築。誰にでもわかりやすく教える能力が評価され、コンピュータ専門学校と短大にてプログラミングや情報システム論などを教えている。ノーネクタイ用アクセサリ「プラケッティ」を企画中。
株式会社ケッツ(https://kets.co.jp

●構成/末原美裕(京都メディアライン・http://kyotomedialine.com

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