医学部現役合格者の受験対策も明らかに!

つい先日、国立・私立の幼稚園、小学校の合格発表がありました。
将来、我が子を受験させようと考えている方も多いでしょう。

さらに、医学部受験を考えているご家庭も多いと思います。
小学生以下のお子さんをお持ちの方は、「まだまだ先のことでしょ?」と、思う方が多いかもしれません。
しかし、既に幼少期から医学部受験を見据えて対策を練っている家庭も多いでしょう。

では、医学部に進学した子どもは、いつから、どのような受験勉強をしていたのでしょうか?

そこで今回、未来の理系AI人材育成塾『AiQ(アイキュー)』(https://aiq.school/)を運営する株式会社アイキューは、子どもが医学部進学をした親を対象に「子どもの医学部受験」に関する調査を実施しました。

将来お子さんの医学部進学を目指している保護者の皆様は、ぜひ参考になさってください。

医学部進学のきっかけとは?

はじめに、お子さんが医学部受験をしたきっかけについて聞いていきたいと思います。

「お子さんが医学部受験をしたきっかけを教えてください」と質問したところ、『子どもの意向(77.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『医者家系だったため(16.1%)』『担任に勧められたため(5.6%)』と続きました。

お子さん自らが医学部を志望して進学するケースが多いようです。
医学部と聞くと、倍率も高く狭き門のようなイメージがありますよね。
医学部に進学するために、早い段階から対策をしていた方もいるかもしれません。

では、医学部に通っている方は、公立と私立どちらの出身の方が多いのでしょうか。

「お子さんは公立と私立どちらの小学校に通っていましたか?」と質問したところ、7割以上の方が『公立(71.4%)』と回答し、3割近くの方が『私立小学校(28.6%)』と回答しました。

公立小学校に通っている方が多いことが分かりましたが、公立か私立、どちらの小学校に通わせるか悩んでいる方も多いと思います。
実際にどういった理由で公立か私立かを決めているのでしょうか。

そこで、「公立または私立小学校に通っていたそれぞれの理由を教えてください」と質問したところ、公立小学校に通っていた子を持つ親では、『学区内であるため(64.3%)』『家から通いやすかったため(13.8%)』『兄・姉が通学していたため(7.8%)』と続きました。

続いて、私立小学校に通っていた子を持つ親では、『一貫校に進学するため(32.8%)』『その頃から医学部受験を目指していたため(22.5%)』『学区内であるため(13.0%)』と続きました。

公立と私立でそれぞれ違いが出ましたが、私立の方が一貫校への進学を目指していた方や医学部受験を目指していた方が多いようです。

お子さんの希望と将来を見据えた上でどちらに進学するか検討してみてもいいかもしれません。

医学部現役合格者の〇割が小学生から対策を始めていた!?

医学部受験と聞くと、「現役合格は難しいのでは…?」と思う方も多いかもしれません。
そこで、実際に医学部受験者が何回受験して医学部に進学できたのかを聞いてみました。

「お子さんは医学部受験を何回受けて合格しましたか?」と質問したところ、6割以上の方が『現役合格(63.2%)』と回答したことから、現役で合格している方が多いようです。

現役合格者がいつから・どのような受験勉強をしていたのか気になりますよね。
そこで、現役合格者がいつから受験対策を始めていたのかを聞いてみました。

「受験勉強対策はいつから始めましたか?」と質問したところ、『小学生から(21.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『高校1年生から(18.7%)』『中学1年生から(17.0%)』と続きました。

小学生のうちから対策を始めている方が多いようです。
対策が早ければ早いほど合格率が上がるのかもしれません。

続いて、「受験勉強はどのようなことをしていましたか?」と質問したところ、『学習塾での勉強(52.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『家庭教師での勉強(14.8%)』『学校での授業のみ(12.6%)』『予備校での勉強(10.3%)』『自主学習(9.6%)』と続きました。

学習塾や家庭教師などを利用して勉強していた方が多いようです。
では、その他にも独自の勉強法があったのでしょうか?

■独自の教育法について
・幼稚園の頃から勉強する事は毎日の習慣とする(50代/女性/兵庫県)
・小さい頃から学年より上の勉強をしていた(40代/女性/奈良県)
・延々と勉強させるのではなく、1日の量を決め、それが終わったら自由時間にしてあげる。高校生になったら、自己判断に任せる。(50代/女性/東京都)
・小学校くらいから将来の仕事などについて話をしたり見学したりしていた(50代/女性/福岡県)
・子ども自身が勉強したくならない限り、勉強はさせない。興味があるものには、積極的に協力して、一緒に解決する(50代/男性/千葉県)

小さいころから勉強をする習慣をつけさせていた家庭もあるようです。
また、子どもに将来をイメージさせることで、子どものやる気をUPさせている方もいることが分かりました。

お子さんが医学部進学を志望しているのであれば、ぜひ参考になさってくださいね。

医学部受験対策はいつから始めるべき?医学部受験を目指す親にアドバイス!

ここまでの調査で、医学部進学したお子さんの受験勉強法などを知ることができました。
しかし、医学部受験は狭き門であることから、まだまだ不安を払しょくするのは難しいですよね。
そこで、実際に医学部受験を経験した保護者の方々に、医学部受験に向けての苦労した経験を聞いてみました。

■医学部受験において苦労した経験とは?
・本人のモチベーションの維持と自信をもたせること(50代/男性/北海道)
・受験科目の多さ(50代/男性/東京都)
・数学が苦手でいつも足を引っ張っていたのでそれを克服するのが大変だったそうだ(50代/男性/神奈川県)
・大学別医学部の特徴などのリアルタイムの情報収集(50代/女性/福岡県)

子どものモチベーションの維持や、勉強面での苦労があるようです。
できるだけ頑張っている子どものそばで応援してあげたいですよね。

受験勉強に余裕を持つためには早めの対策が必要だと思いますが、受験対策はいつから始めるべきなのでしょうか?

そこで、「医学部受験対策はいつから始めるべきだと思いますか? 」と質問したところ、『小学生から(23.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『中学1年生から(23.2%)』『高校1年生から(20.4%)』『小学校入学前から(11.1%)』と続きました。

先ほどお子さんが現役合格した方も回答していた通り、小学生のうちから受験勉強をしていた方が多いようです。
最後に、医学部受験に向けてアドバイスを頂きました。

■医学部受験をする方にアドバイス!
・対策は早ければ早いほどいい(40代/男性/大阪府)
・経験者の話を聞かせることです(40代/女性/千葉県)
・日々の学習習慣(50代/女性/愛知県)
・小さい時に基礎学習をしっかりとしておくことが大切である(50代/男性/兵庫県)

早め早めの対策をし学習習慣を小さいころからつけ、医学部受験に備えましょう。

現役合格の2割以上が小学生から対策!

今回の調査で、医学部に現役合格した方の2割以上が小学生から受験勉強を始めていたことが判明しました。
さらに、勉強法についても聞いてみると、学習塾や家庭教師で勉強をしていた方が多いことが分かりました。

また、医学部合格者の傾向から、医学部受験には早くからの対策が肝になることも見えてきました。
お子さんが将来医学部受験を目指しているのであれば、親として早くから対策してあげたいですね。

調査概要:「子どもの医学部受験」に関する調査
【調査期間】2020年12月9日(水)~2020年12月10日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,026人
【調査対象】子どもが医学部進学をした親
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

 

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