ラストでひっくり返される驚き、というのは映画やドラマのの面白さのひとつだ。「やられた!」から「???」まで、さまざまなどんでん返しの映画がある。株式会社CMサイトのランキングサイト「ランキングー!」(https://rankingoo.net/ )が行った「ラストのどんでん返しに驚いた映画ランキング」から、10~60代の男女11,736人のアンケート結果をご紹介しよう。
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■ラストのどんでん返しに驚いた映画ランキング
第1位:シックス・センス(1999年)
「まさかの展開」
「えーーーーと思った」
「最後まで分からなかった」
どんでん返しのラストといえば、文句なしにこの作品だろう。監督のM.ナイト.シャマランは「アンブレイカブル」や「ヴィレッジ」など、最後の最後で「え~っ!」となる作品が多い。まさにどんでん返しの巨匠といったところか。
第2位:セブン(1995年)
「全体的な雰囲気が良かった」
「観終わった後の無常感…」
「映画館で観て、最後に『えっ!?』って思いました」
「ブラッド・ピットの演技がよかった」
キリスト教の「七つの大罪」をモチーフに行われる連続猟奇殺人事件とそれを追う刑事を描くサイコサスペンス。監督のデヴィッド・フィンチャーは数多くのミュージック・ビデオやCMを手がけており、その独特な映像にファンも多い。
第3位:死刑台のエレベーター(1958年)
「とってもスリリング」
「皮肉な結末」
「最後まで目が離せない」
1958年製作のフランス映画。不倫関係にある男女が計画した犯罪。完璧なはずだったが、エレベーターが止まってしまったことから、すべての歯車がずれ始める…。マイルス・デイヴィスによる音楽やスタイリッシュなモノクロの映像は今でも色褪せずに魅力を放っている。
第4位:ミスト(2007年)
「衝撃だった」
「とにかく後味が悪かった」
「これだけスッキリしない、救いがない映画は無いと思う」
ホラー小説の巨匠、スティーブン・キングの中篇小説が原作。後味の悪い映画というと必ず名前が挙がる本作。霧に包まれた街に襲う悲劇とは…。原作とは違うラストに原作者のスティーブン・キングですら衝撃を覚えたという。
第5位:ブラック・スワン(2010年)
「哀しい結末」
「溜息が出た」
「ラストは見応えあった」
バレエにすべてをささげていた主人公に新作の『白鳥の湖』を演じるチャンスが訪れる。だが、純真で潔白な白鳥と、社悪で官能的な黒鳥の二つを演じなければならない難役に、プレッシャーから精神的に追い詰められていく主人公…。主演のバレリーナを「レオン」、「スター・ウォーズ」のナタリー・ポートマンが演じている。
【6位以下はこちら】
6位 | ミッション: 8ミニッツ |
7位 | 隣人は静かに笑う |
8位 | ユージュアル・サスペクツ |
9位 | シベリア超特急 |
10位 | バタフライ・エフェクト |
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いかがだっただろうか。ラストでどんでん返し、の作品は一度観てしまうと見返さないケースも多いが、ネタバレだけではない、魅力ある作品が選ばれているのではないだろうか。すべて、観て損はない作品ばかりだと思うので、ご覧になっていない方はぜひ!
調査方法:10~60代の男女を対象に、株式会社CMサイトが行ったインターネットリサーチ結果を集計(複数回答)。
有効回答者数:11,736名
調査日:2018年8月10日