新着記事

木工房のデスクペン|木のぬくもりにあふれた手作りの卓上ペン お葬式をどう考えるか|『和尚が教える 極上のお葬式』 「葬式不要論」「直葬」、お葬式をどう考えるか?|『和尚が教える 極上のお葬式』 行ってみたい! 東京のホテルのアフタヌーンティー 自分へのご褒美! 東京で人気の「ホテルのアフタヌーンティー」4選 インパクトの瞬間に噛むことでパワーが最大に!|格闘技と顎の関係 インパクトの瞬間に噛むことでパワーが最大に!|格闘技と顎の関係 リンゴのアロマポット|木のぬくもりにあふれたアロマディフューザー 古谷三敏さん(漫画家)「作品には自負があります。誰もやっていないテーマを、先んじて手がけてきました」【 サライ・インタビュー】 生命保険・損害保険を確認しておこう【知っておきたい災害への備え】 生命保険・損害保険を確認しておこう【知っておきたい災害への備え】 夫婦の寝室、別への分かれ道は「結婚10年目」 リアルな夫婦の寝室事情|別室への分かれ道は「結婚10年目」 久慈の琥珀の御念珠|やわらかく心安らぐ上質な琥珀の御念珠 タイトな靴 巻き爪、外反母趾・内反小趾、腰痛|「タイトな靴」による体への影響【快適に過ごせる靴との出会いvol.9】

サライ本誌最新号

ピックアップ記事

  1. 角野栄子さん
  2. 松本零士 不滅のアレグレット〈完全版〉

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

趣味・教養

実力派シャンソン歌手の明晰なる美唱に惚れる1枚【林田直樹の音盤ナビ】

選評/林田直樹(音楽ジャーナリスト)

「シャンソンとはこのように歌われるべき」とジュリエット・グレコが賞賛し、フランスのジャーナリストたちが「詩人の代弁者」と呼ぶ歌手クレール・エルジエール(1971年パリ生まれ)が、シャンソンとフレンチポップの名曲を歌った最新録音『パリ、愛の歌』が素晴らしい。

フランス語が母語ではない聴き手にもはっきりとわかるのは、この歌は言葉の響きを完全に明瞭に伝えているということである。かつての昭和の歌謡曲が、歌詞の意味をきちんと伝えてくれる歌であったのと同じように。そこには、言葉とメロディが深く結びつくことによって何倍もの力を発揮する、詩と音楽の芸術の原点がある。

エルジエールの歌は、さりげなく、全く媚びがない。日常のなかの出来事を淡々と、しかし深い想いを託しながら、共感へといざなってくれる。女性ならではのしなやかな感触は、一度接したら忘れようもないほど、魅力的である。(>>試聴はこちらから

【今日の一枚】
『パリ、愛の歌』
クレール・エルジエール(歌)

2018年録音
発売/リスペクトレコード
電話:03・3746・2503
販売価格/2700円
https://www.claireelziere.com/

文/林田直樹
音楽ジャーナリスト。1963年生まれ。慶應義塾大学卒業後、音楽之友社を経て独立。著書に『クラシック新定番100人100曲』他がある。『サライ』本誌ではCDレビュー欄「今月の3枚」の選盤および執筆を担当。インターネットラジオ曲「OTTAVA」(http://ottava.jp/)では音楽番組「OTTAVA Salone」のパーソナリティを務め、世界の最新の音楽情報から、歴史的な音源の紹介まで、クラシック音楽の奥深さを伝えている(毎週金18:00~22:00放送)

※この記事は『サライ』本誌2018年8月号のCDレビュー欄「今月の3枚」からの転載です。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

PAGE TOP