爽やかな辛味がご飯にも酒にも合う!平翠軒の「うまみ油漬櫻じゃこ」【倉敷・平翠軒のごちそう2】

_N__6757

倉敷の美観地区にある食のセレクトショップ「平翠軒」(へいすいけん)。31坪の小さな店ながら、全国の選りすぐりの旨いものを1500ほど扱っていて、その品揃えの質の高さは特筆に値する。

作家の山口瞳、俳優の三國連太郎、脚本家の橋田壽賀子などの著名人も、おしのびで通うという、知る人ぞ知る名店だ。

_N__6732

すべての商品について、店主である森田昭一郎氏自らが全国津々浦々に足を運び、自分の舌で確かめた旨いものだけを選んでいることが、この店の何よりの特徴である。

今回は、このたび刊行された森田氏の著書『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』(小学館)の中から、「平翠軒」で扱っている選りすぐりの旨い逸品を、森田氏ご自身の解説でご紹介しよう。今回ご紹介するのは、京都から届いた「うまみ油漬櫻じゃこ」だ。

_N__6367

[うまみ油漬櫻じゃこ]870円(90g)京都府産

「京都は知恩院の近くに創作料理を得意とする割烹があります。その店の内藤一郎さんというシェフが、唐辛子を使ったラー油の一種、“うまみ油”を考案しました。このうまみ油を筍や明太子に漬けた惣菜もあるのですが、『うまみ油漬櫻じゃこ』はとくに優秀です。

徳島の和田島や鹿児島の指宿で、春先や初夏に捕れる小さなジャコを、うまみ油に漬けてあります。大きなジャコを使うと腸の苦さが出ますが、小さなジャコを選んでいるので苦さがなく、実に爽やかです。

これを食べながら、日本酒や焼酎を流し込むと肴になります。ご飯にかけると食べるラー油のようで誠に旨い。ジャコをフライパンでさっと炒めたところにご飯を入れて作る焼き飯がこれまた美味です。

もともと賄いとして作り始めたそうです。まだ商品化する前、瓶に詰め、友人への手土産にしていたものを共通の友人が貰いました。その友人にすすめられ、一口食べたところ、いっぺんで惚れ込み、さっそく扱わせていただくことにしました。」(森田さん)

_N__7075
【平翠軒】
■住所/岡山県倉敷市本町8-8
■電話/0120-334833
■FAX/086-424-0088  
■営業時間/10:00~18:00 
■定休日/月曜
https://www.heisuiken.co.jp/

※ 2017年4月20日に、銀座松坂屋跡地に開業する商業施設『GINZA SIX』内に『銀座平翠軒』がオープンします。お近くの方はお楽しみに!

【参考書籍】
『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』
(森田昭一郎著、本体850円+税、小学館)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09310854

51JMlqQ2zZL._SX344_BO1,204,203,200_
倉敷にある食のセレクトショップ『平翠軒』で取り扱っている垂涎のごちそうの数々。その中から、とくに店主がおすすめしたい食材44品を選び、作っている料理人の人となりや、美味しい食べ方などを紹介。見たことも聞いたこともない垂涎(すいぜん)のごちそうだらけ!グルメ必読の一冊です。※詳しくは上の表紙画像をクリック。

文/編集部
構成/中島茂信
写真/中川カンゴロー、河谷俊輔(kangoro inc.)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で