世界最高峰の食の都・京都。表通りでなく、一歩足を踏み入れた路地裏に、地元の人が通う小体で旨い店はある。その中でも、とりわけ新しくて、あまり知られていない食事処を選りすぐった。

最新美味処「京都は小体な店ほど面白い」

韓国家庭料理をつまみに昼から夜まで飲める食堂

ハハハ(下京区恵美須之町)

モンクッ定食1300円。チェジュ島の郷土料理、神馬藻(ほんだわら)と豚肉、そば粉のまろやかなスープに、ご飯と小皿料理3品が付く。定食は、ほかにぜんまいと豚肉を煮込んだコサリユッケジャン定食1300円など全4種。

四条河原町など繁華街からすぐの寺町に開業した『ハハハ』は、昼飲みにも適した韓国食堂である。

「街中にある大衆的な食堂に行くと、どんな時間帯にも定食やおかずを肴にして、お酒を楽しむ人がいらっしゃる。こんな店を韓国料理でできないかと思ったんです」

と店主の全 敞一(ぜん・しょういち)さん(39歳)。

韓国スープの定食店や焼き肉店を次々とオープンさせた後、「飲める食堂も」と、令和3年にこの店を開業させた。品書きに並ぶのは、海藻や豚肉のスープ、ピリ辛ピビンパなどの料理にご飯と小皿料理3品が付いた定食4種。ほかにも、蒸し豚や蒸し鶏、ひじきの煮込みといった一品料理もあって、全さんの言うようにいずれもマッコリや韓国焼酎にも合うのが特徴。

ゆで鶏のヤンニョンのせ600円。しっとり蒸しあげた鶏肉を唐辛子や緑万願寺 、ニンニク、葱などで作ったヤンニョンで味わう。

韓国の家庭料理には欠かせない、キムチなどの発酵料理が豊富なのも、この店ならでは。たとえば、蒸し豚には、白菜を塩漬けにして発酵させたものがつく。この白菜でハムのような薄切りの豚肉を巻いて食べると、塩味の加減がほどよく酒も進む。昼から夜までの通し営業ゆえ、小腹がすく時間帯にも訪ねられる。「食堂、酒場、2軒目と思い思いに使ってほしい」と全さんは言う。

本物の韓国料理を食べてほしいと言う店主の全さん。カウンターなど店舗のインテリアも、できるだけ韓国の飲食店に近づけた。

ハハハ

京都市下京区恵美須之町516-1
電話:075・204・2202
営業時間:11時30分~22時(最終注文21時30分)
定休日:木曜、第3水曜
交通:阪急京都線京都河原町駅より徒歩約10 分

 

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※この記事は『サライ』2022年10月号より転載しました。

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