効果的な“温活”で免疫力アップを!
「最近風邪を引きやすい」
「睡眠時間は確保しているのに寝ても疲れが取れない…」
「肩こりがひどい…」
このような症状に心当たりのある方、あなたの「平熱」は何度でしょうか?
「平熱って36度くらいでは?」
そう思われる方も多いでしょう。
ですがその認識、実は間違っているかもしれません。
体温が1度下がると免疫力は37%も低下し、体温が1度上がると5~6倍も免疫力が上がると言われています。
また、その他にも睡眠の質や体調など、体温はさまざまな面に影響を与えるので、高体温が健康のバロメーターになっていると言っても過言ではありません。
今回、株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット(http://tansan-tablet.com/)は、20代~50代の毎日体温を計測している女性を対象に、「体温に関するアンケート」を実施しました。
免疫力を高めたい方、低体温症でお悩みの方は是非参考になさってください。
平熱は36度台前半が多数! 35度台の方も…
まずはみなさんの平熱がどのくらいなのかから聞いていきましょう。
「ご自身の平熱は何度ですか?」と質問したところ、『36.0度~36.4度(46.7%)』という回答が最も多く、次いで『36.5度~36.9度(25.2%)』『35.5度~35.9度(21.1%)』『35.0度~35.4度(5.8%)』『37.0度~37.4度(0.9%)』『34.1度~34.9度(0.2%)』『37.5度以上(0.1%)』と続きました。
多くの方の平熱は36度台のようですが、35度台の方も意外と多い印象を受けます。
2割以上が不眠症に悩んでいる
体温と睡眠には密接な関係があることは、既にさまざまな研究結果で明らかになっていますが、みなさんの睡眠の質はどうなのでしょうか。
そこで、「自覚している睡眠障害はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、2割以上の方が『不眠症(21.3%)』と回答しました。
前問で平熱が35度台の方も多かったことから、「低体温」が睡眠にも影響を及ぼしていることが予想できます。
以降、『睡眠時随伴症(11.1%)』『概日リズム睡眠障害(7.8%)』『過眠症(5.2%)』『睡眠関連運動障害(3.0%)』『睡眠関連呼吸障害(2.4%)』と続きました。
また、『睡眠障害はない(62.0%)』と回答した方が6割以上いらっしゃったことから、その方々を体温別に見てみたところ、35.9度以下の方は59.1%、36.0度~36.4度の方は61.8%、36.5度以上の方は65.5%と、体温が高い方ほど『睡眠障害はない』という方の割合が高いことが分かりました。
このことからも、体温と睡眠の質には密接な関係があることが読み取れます。
毎年風邪を引いたり体調不良に悩まされたりしている方は意外と多い!?
前問では睡眠について伺いましたが、ここからは体調に関することについて伺っていきましょう。
「よくかかる病気は?」と聞かれると「風邪」が思い浮かぶという方も多いと思います。
そこで、「年間で何回くらい風邪を引きますか?」と質問したところ、『1回~2回(57.8%)』という回答が最も多く、次いで『0回(19.9%)』『3回~4回(15.2%)』『5回以上(7.1%)』と続きました。
6割近くの方が毎年1回は風邪を引いているようですが、約2割の方は全く風邪を引かないという、非常に興味深い結果となりました。
次に、「便秘・軟便(下痢)や肩こり・アレルギーの症状はありますか?」と質問したところ、『肩こり(35.4%)』という回答が最も多く、次いで『便秘(25.8%)』『アレルギー(13.9%)』『軟便(下痢)(5.5%)』と続きました。
肩こりや便秘に悩んでいる女性はやはり多いようです。
また、こちらも非常に興味深いのが、『特になし(19.5%)』と回答した方が約2割もいらっしゃったということです。
病気や体調不良のない健やかな生活に憧れを抱く方も多いのではないでしょうか?
人気の“温活”とは…?
みなさんは“温活”という言葉をご存知でしょうか?
ここ数年でメディアなどでも取り上げられる機会が増えているので、ご存知の方も多いかもしれません。
“温活”とは、健康を維持するために、基礎体温(平熱)を適正な温度まで上げる活動、つまり身体を温める活動のことを指します。
冒頭でも触れましたが、免疫力と体温は非常に深い関係があり、体温が1度下がると免疫力は37%も低下し 体温が1度上がると5~6倍も免疫力が上がることもあると言われています。
つまり、そこで役に立つのが“温活”と言えるわけです。
そこで、「“温活”に取り入れているものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『お風呂につかる(50.5%)』という回答が最も多く、次いで『しょうがなどの発熱食材を摂る(25.1%)』『ウォーキング・ジョギング(24.4%)』『筋トレ(19.1%)』『腹巻きや湯たんぽを使う(17.5%)』『岩盤浴(6.0%)』と続きました。
毎日無理なく続けられる温活は『お風呂につかる』ことと言えそうです。
また、『温活はしていない(26.1%)』と回答した方も約4人に1人いらっしゃいました。
ひょっとすると、このあたりが睡眠障害や風邪、体調不良と関係してくるのかもしれません。
■私、こんな“温活”しています!
・白湯を朝晩飲む、スクワット、ストレッチ(20代/茨城県)
・生姜、クコの実、ナツメをよくとる(40代/宮城県)
・風呂の時にストレッチやマッサージをする(40代/東京都)
・お風呂に入る時は20分ぐらい入るようにしている(50代/北海道)
“温活”の効果とは…?
では、実際に“温活”を行った結果、ご自身の体温は上がったのでしょうか?
そこで、「“温活”の結果、平熱は上がりましたか?」と質問したところ、約7割の方が『変わらない(69.8%)』と回答しました。
さまざまな“温活”を実践しても、なかなか理想通りとはいかないようです。
ですが、『上がった(29.7%)』と回答した方も約3割いらっしゃることから、“温活”の効果はその方法によって左右されることが読み取れます。
また、「“温活”の結果、冷え症や風邪を引きやすいといった症状は改善されましたか?」と質問したところ、
半数以上の方が『風邪を引きにくくなった(26.7%)』『冷え症が改善された(19.5%)』『冷え症・風邪の両方が改善された(8.4%)』と、症状が改善したと回答しました。
正しい“温活”を行えば平熱が上がり、免疫力も高まるようです。
“温活”によるメリットは他にも!?
前問で“温活”の効果を知ることができましたが、“温活”によって他にどのような効果が得られるのでしょうか?
「“温活”の結果、実感している効果は他にもありますか?」と質問したところ、約4割の方が『ある(38.2%)』と回答しました。
■他にもある“温活”の効果!
・朝低血圧で起きられなかったのが、目覚めてすぐ動けるようになった(20代/大阪府)
・肌がきれいになった(20代/神奈川県)
・生理不順が治った(30代/兵庫県)
・食べても太らなくなった(40代/千葉県)
・足が冷たく眠れないことが無くなった(50代/埼玉県)
“温活”によって体温が上がり、免疫力が高まり、その上さらなる効果もあるとなれば、是非実践していきたいですね。
平熱を上げて免疫力を高めましょう!
今回の調査で、体温と免疫力の関係性が見えてきました。
また、低体温状態では免疫力も低下し、実際に睡眠障害や体調不良、そして風邪などの病気に繋がっている方もいらっしゃることが分かりました。
冒頭でも述べましたが、人間が生命活動を維持するのに重要な「酵素」の働きは、実は37.0度で最も活性化するということも分かっています。
つまり、平熱は36.5度~37.0度あたりが理想的と言えるのです。
平熱が36度台前半という方も相当数いらっしゃると思いますが、それでは免疫力も不十分です。
免疫力が下がった状態では、感染症や生活習慣病のリスクも高まってしまいます。
免疫力はサプリや運動などで高められると考えがちですが、基本は体温力です。
体温が36.5度以上でなければ自然免疫のNK(ナチュラルキラー)細胞等は働けないことが分かっています。
高い平熱で一時防衛線を突破させないことが、感染症や生活習慣病などを軽症で済ませるための大きなポイントであり、平熱を36.5度以上に上げて免疫力を高めることが非常に重要だといえるでしょう。
さまざまな病気のリスクを減らし、今後の健康維持のためにも、効果的な“温活”で平熱を上げて、免疫力を高めましょう。
調査概要:体温に関するアンケート
【調査期間】2020年3月5日(木)~2020年3月6日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,059人
【調査対象】20代~50代の毎日体温を計測している女性
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ