写真・文/矢崎海里

香りがよく、「和のハーブ」とも呼ばれるみつば。
1本の茎にギザギザの葉が3枚付くことから、この名前がついたと言われています。
一年中手に入るみつばですが、旬は3月〜4月です。
今回は、みつばの香りを生かした減塩レシピをご紹介します。
キッチンばさみでカットできるので包丁・まな板は不要で調理できます。
みつばをたっぷり使うため、大量消費にもおすすめですよ。
みつばと梅のお吸い物

【材料】(1人分)
みつば 1/4袋
梅肉 小さじ1
おろし生姜 小さじ1/2
白だし 小さじ1/2
熱湯 100ml
【作り方】
1.みつばはキッチンばさみで3cm幅に切り、梅肉、おろし生姜、白だしと一緒にお椀に入れる。

2.熱湯を注いでよく混ぜ、完成。
鍋不要で作れる即席お吸い物です。
1人前から手軽に作ることができ、食卓のもう一品にもぴったり。
みつばは生のまま使うことで、熱湯を注いだ際に適度に火が入り、香りが立ちます。
梅肉は市販のチューブでも、梅干しの種を除いて叩いたものでもOKです。
梅干しを使う場合は、はちみつ梅など塩分の低いものを選ぶか、白だしを入れずに作ると塩分過多を防げます。
みつばの爽やかな香りには、食欲アップやリラックス効果が期待できます。
今回のように温かい汁物に加えると香りが立ち、少ない調味料でも満足感のある味わいに。
みつばの香りは鮮度が落ちると弱くなるため、新鮮なものを購入し、なるべく早めに使い切りましょう。
食塩相当量:0.9g
みつばの海老ごまナムル

【材料】(1人分)
みつば 1/2袋
★桜えび 大さじ1/2
★白いりごま 小さじ1
★めんつゆ(3倍濃縮) 小さじ1
★ごま油 小さじ1/2
【作り方】
1.みつばはキッチンばさみで3cm幅に切り、耐熱容器に入れる。ラップをしないで600Wの電子レンジで30秒加熱する。

2.出てきた水を切り、★の材料を混ぜ合わせ、5分ほど置いたら完成。

みつばをたっぷり味わえる一品です。
軽く電子レンジで加熱することで、ほどよくかさが減り、水切りしつつも食感を残せます。
調味料を和えた後に少し置くことで、より味がなじみます。
みつば、海老、ごまとさまざまな風味が噛むごとに楽しめますよ。
みつばにはβ-カロテンが豊富に含まれています。
薬味や彩りでの使用は少量ですが、このレシピのように和え物・お浸し・かき揚げなどにするとしっかり食べられます。
脂溶性のため、あぶらと組み合わせた調理法がおすすめです。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を健康に保つはたらきがあります。
食塩相当量:0.6g
* * *
みつばの香りを生かすことで、少ない調味料でも満足感のある味わいに仕上がります。
春の訪れを感じながら、旬のみつばレシピをお楽しみください。
文/矢崎海里(やざき・かいり)
管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。











