檜の木目が美しく口当たりも優しい「ぐい呑み」
奈良は日本における漆器の発祥地と呼ばれる。螺鈿などの技法を使った緻密な細工の器物が有名だが、ここではシンプルで美しい漆器をご紹介しよう。
美しい檜の木目を活かすべく、繊細な塗りを施した「ぐい呑み」。柔らかな窪みが持ちやすく、優しい口当たり。木の器は軽く、燗でも冷やでも温度が変化しにくいのが特徴。一生付き合える杯となる。
杯は、ふたつと同じ物がない檜の木肌が、最大限に引き立つような造形がなされる。とっておきの一献のための、とっておきの杯にしたい。
【今日の逸品】
杯
大和漆工芸 杉村
26,400円(消費税込み)