底材が足に優しく心地よい、美しい意匠のルームシューズ
兵庫県神戸市で昭和44年に創業したシューズメーカー「ベル」の靴は、幅広や外反母趾の方でも履きやすいと評判。本品は、同社が“人前でも履けるしゃれた外見”と、“素足でも使える清潔さ”を備えるルームシューズを作りたい、と考えて生み出した一足だ。モロッコ伝統のスリッパ「バブーシュ」に着想を得て、ころんとした愛らしいデザインに仕上がっている。
綿素材のインソールカバーは、付け外しと丸洗いが可能。春夏は素足でも快適に履けて、冬は足裏の底冷え防止になる。インソールには高反発素材を用いており、足裏に気持ちよくフィットする。
靴本体の構造にも、同社独自の技術が注ぎ込まれている。
「軽くしなやかな履き心地を追求するため、中底や補強材はあえて省き、アッパー材を直接靴底に貼り付ける特許製法で作っています。また、弾力性の高い底材が歩行時の衝撃を吸収・分散するため、足が疲れにくいのもポイントです」と、営業部長の松尾脩介さん。
アッパー材には、天然皮革の繊維構造を再現した人工皮革「ヴィーガンレザー」を使用。履き始めた瞬間から足になじみ、独特の色ムラも味わい深い。履き口中央の切り込みは、幅広・甲高の方でも楽に脱ぎ履きできるよう工夫されたもの。室内用だが底材に厚みがあるため、外履きにも対応する。
【今日の逸品】
中が洗える柔らかバブーシュ
ベル
8,250円~(消費税込み)