オリジナル・遠州綿紬ゆったり袖なし綿入れ半纏
綿織物の産地として知られる、遠州(えんしゅう)地方(静岡県西部)から、中綿をたっぷりと使った半纏(はんてん)が届いた。綿入れ半纏は袖があるのが一般的だが、この品は袖がない。
製造元の「ぬくもり工房」(浜松市)の会長はこう語る。
「当社では定番の半纏ですが、お客様より動きやすいように袖なしを作ってほしいとのご要望があり、新たに仕立てたものです」
住環境も密閉性が高まり、暖房効率もよくなってきた。そんな環境下では袖なし半纏でも充分に暖かいのである。
厚物を着ることを前提に袖口は大きく取られている。これが快適で、セーターを着ていても窮屈にならず、袖がないので料理やデスクワークなどの作業がしやすい。今の暮らしに即した半纏といえる。
オリジナル・遠州綿紬ゆったり袖なし綿入れ半纏
『サライ』×ぬくもり工房(日本)
20,900円(消費税込み)