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料理好きがふらり集う、ドイツグルメ王監修のスパイスショップ「シューベック」(ミュンヘン)

文・写真/キュンメル斉藤めぐみ(海外書き人クラブ/ドイツ在住ライター)

世界的に著名な政治家や実業家、サッカー選手たちが多く住む、ドイツバイエルン州・ミュンヘン。セレブの街には高級レストランも多く集まるもので、2019年度におけるドイツ国内のミシュラン星獲得レストランのうち、30ものそれが立ち並ぶグルメの街としても知られている。その中でも特に1983年以来星を守り続けるカリスマ的存在が、アルフォンス・シューベック氏(70)だ。彼の手掛けるこだわりスパイスショップ「シューベック」を訪れてみた。

アマゾンやグーグルといった世界企業のあるミュンヘン。大学都市なので学生も多く、国際色豊かなカフェやレストランが点在する。

アマゾンやグーグルといった世界企業のあるミュンヘン。大学都市なので学生も多く、国際色豊かなカフェやレストランが点在する。

アマゾンやグーグルといった世界企業のあるミュンヘン。大学都市なので学生も多く、国際色豊かなカフェやレストランが点在する。

大きな窓が目印の店内。スパイス専門家が常駐しており、様々な質問に答えてくれる。

大きな窓が目印の店内。スパイス専門家が常駐しており、様々な質問に答えてくれる。

観光客に大人気の「バイエルンコーナー」。鳥の丸焼き料理、赤キャベツの付け合わせ、ザワークラウト用スパイスはおみやげの定番。カマンベールを使ったブレッドスプレッド「オーバーツタ」は馴染みがないが、食べると忘れられない、いちおしの味。

観光客に大人気の「バイエルンコーナー」。鳥の丸焼き料理、赤キャベツの付け合わせ、ザワークラウト用スパイスはおみやげの定番。カマンベールを使ったブレッドスプレッド「オーバーツタ」は馴染みがないが、食べると忘れられない、いちおしの味。

美食の街には料理好きも多いのだろう、一人でふらりとやってくる地元の男性も多い。

美食の街には料理好きも多いのだろう、一人でふらりとやってくる地元の男性も多い。

アラブや中国、スイスといった、国ごとの珍しいスパイスも陳列されている。

アラブや中国、スイスといった、国ごとの珍しいスパイスも陳列されている。

圧巻のコショウコーナー。何とも言えない爽やかな香りがショップ内に立ち込めて居心地がいい。皆ここでしばし足をとめて、真剣な面持ちでボックス内をのぞき込む。

圧巻のコショウコーナー。何とも言えない爽やかな香りがショップ内に立ち込めて居心地がいい。皆ここでしばし足をとめて、真剣な面持ちでボックス内をのぞき込む。

このスパイスショップの隣には、シューベック氏の手掛けたティーショップもある。ドイツには従来カフェ文化が深く根付いており、紅茶を飲むのは風邪をひいた時だけと皮肉る人もいる。しかし世界中の紅茶消費量に伴い、ドイツ国内でも毎年消費量は上がりつつある。様々な自作ブランドやビオ紅茶が販売される人気ぶりだ。

大きなガラス張りのディスプレイ。紅茶教室も開催している。

大きなガラス張りのディスプレイ。紅茶教室も開催している。

プレゼント用に、ちょっとしたお茶うけも一緒に売られている。

プレゼント用に、ちょっとしたお茶うけも一緒に売られている。

大きな透明ボックスでのディスプレイにより、茶葉がよく見え、味や色など想像力をかきたてる。お茶のソムリエのおすすめは間違いなしだ。

大きな透明ボックスでのディスプレイにより、茶葉がよく見え、味や色など想像力をかきたてる。お茶のソムリエのおすすめは間違いなしだ。

アイスティー専門のフルーツティーもある。シュ―ベックのアイスティーはドライフルーツのチャンクがごろごろ入っており、驚きのコクと香り、おいしさには定評がある。

アイスティー専門のフルーツティーもある。シュ―ベックのアイスティーはドライフルーツのチャンクがごろごろ入っており、驚きのコクと香り、おいしさには定評がある。

めずらしいお茶ばかりで目移りする。テイスティングのリクエストをしてみてはいかがだろう。

めずらしいお茶ばかりで目移りする。テイスティングのリクエストをしてみてはいかがだろう。

現在のドイツにおける料理界は男社会であり、競争・浮き沈みの難しいこの業界において、生き残るには困難を極める。若い料理人は強いエンターテイメント性を求めるテレビにおいて活躍し、その流れでレストランでの客足が増え、さらに料理本を出すという相乗効果を狙っている。一方でシューベック氏のような実直な料理人は、メディア出演を極力控え、その確かな腕を次世代に継承すべく、ずっと昔から教室を開いてきた。その彼の料理教室は功績がたたえられて2008年に数々の賞を受賞。今でも「予約の取れない料理教室」として知られている。

氏はレストラン・食事を観ながら楽しめる劇場(シアター)とカフェ3店舗を経営するだけでなく、毎年10月に開催されるオクトバーフェストにはテナントを出店し料理提供をしている。「シューベック」としてのブランド事業は拡大の一途をたどるが、しかしながら歳を重ねるごとに郷土愛を更に再認識、ルーツを忘れないことの意義を今なお提唱し続けている。深く根付いた大きな地元愛こそが、彼がこの業界において、今なお第一線で活躍していることの秘訣なのであろう。

シューベック氏オフィシャルサイト:https://www.schuhbeck.de/

文・写真/キュンメル斉藤めぐみ(ドイツ在住ライター)
ドイツ在住。海外書き人クラブ所属。外資系企業勤務を経て、2015年より近郊コミュニティーカレッジにてヨガや栄養学のクラス、料理教室を主宰。現在フリーランスライターとして、文化・生活情報を提供、寄稿。掲載メディア媒体は、『マイロハス』、『家の光』(JAグループ)、不動産流通研究所等。海外書き人クラブ会員(https://www.kaigaikakibito.com/)。

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