新着記事

ビジネスシーンの口臭に要注意!|「特に口臭が気になった相手」第1位は50代男性!

焦がさず焼けて煙らない!画期的な立体囲炉式炭火コンロ

ピアノサロン・クリストフォリのコンサート

ベルリンのトルコ人街にあるクラシックライブハウス、「ピアノサロン・クリストフォリ」で一期一会の音楽と出会う

親の終の棲家をどう選ぶ?|要介護認定が必要なことさえ知らなかった――若年性認知症になった母【後編】

親の終の棲家をどう選ぶ?|要介護認定が必要なことさえ知らなかった~若年性認知症になった母【後編】

親の終の棲家をどう選ぶ?|要介護認定が必要なことさえ知らなかった――若年性認知症になった母【前編】

親の終の棲家をどう選ぶ?|要介護認定が必要なことさえ知らなかった~若年性認知症になった母【前編】

アロハ オン ザ ガンジェズ ホテル

デジタルデトックスができる!世界のリトリートホテル6選

源氏物語朝顔図(部分) 土佐光起筆 1幅 日本・江戸時代 17世紀 根津美術館蔵

知っておくと便利! 日本美術の定番の画題を、作品を見ながら学ぶ。【企画展 はじめての古美術鑑賞―絵画のテーマ】

足裏が心地よいモダンな牛革草履で颯爽と街を歩いてみたら?

茶摘み体験

大人が満足する社会見学4選【静岡県】|ヤマハ楽器ミュージアム、電車の転車台体験、うなぎパイファクトリー、茶摘み

【家族のかたち】自分が子供を持った時、いい父親像が分からなかった。そんな戸惑いに義父は子育ての思い出話を繰り返し話してくれた~その2~

【家族のかたち】自分が子供を持った時、いい父親像が分からなかった。そんな戸惑いに義父は子育ての思い出話を繰り返し話してくれた~その2~

LINE公式アカウントでも記事を配信中

友だち追加

お気軽に友達追加してください

サライ本誌最新号

サライ7月号付録「筋トレチューブ」トレーニング動画公開中!

通販別冊『大人の逸品』最新号はこちら

ピックアップ記事

  1. ファストバックはリアのデザインが特徴的。セダンは伸びやかなデザインでありながら「塊感」があり、走る姿も美しいと想像させるものに仕上がっている。
  2. オリックス・リビング社長、森川悦明氏。「グッドタイム リビング センター南」にて撮影。

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

旅行

オーストリアの「緑のワイン」をワイン居酒屋「ホイリゲ」で満喫

文・写真/御影実(オーストリア在住ライター/海外書き人クラブ)

オーストリアは紀元前からの歴史を持つ、欧州でも有数の白ワインの産地です。ぶどうの生産に適した土壌と、ドナウの流れ、バラエティーに富んだその地形は、ローマ帝国時代からこの地域のワインの生産を支えています。

●ワインの種類と産地

アルプスの小国として知られるオーストリアですが、ワインは山岳地帯ではなく、丘陵地帯や平地で生産されます。ウィーン周辺の「ウィーンの森」やドナウ河が湾曲する世界遺産ヴァッハウ渓谷では白ワイン、ハンガリーとの国境に近い平野では赤ワイン、そして、緑の丘が広がるシュタイヤーマルク州ではロゼワインが主に生産されています。

その中でも特にオーストリアに特有なのは、グリューナー・ヴェルトリーナーと呼ばれる白ブドウの品種。爽やかでフルーティーな飲み口が特徴で、その色から「緑のワイン」とも呼ばれています。また、品種改良された赤ワイン「ツヴァイゲルト」もこの国独自の品種です。

また、「ゲミシュターザッツ」は、同じ土地でとれた複数の品種を混ぜて作られたワインで、土地に関係なく複数の品種をブレンドした「キュヴェ」よりも、土壌の特徴を味わえることができるワインとなっています。

オーストリアは、貴腐ワインやアイスワインの生産量も多く、国内のワインショップでは品質の良いものが比較的お手頃な価格で購入できます。

このように、他の国にはあまりない手法や品種があり、独自の発展を遂げたオーストリアワインは、世界中のワイン通の間でも親しまれています。

●ワイン居酒屋「ホイリゲ」の楽しみ方

そんなオーストリアワインを楽しむには、ワイン居酒屋「ホイリゲ」がお勧め。ホイリゲとは、「今年とれた新酒」という意味で、その年に収穫したブドウで作ったワインをぶどう畑のすぐそばで飲ませてくれる、ワイン農家直営の居酒屋です。

目の前の葡萄畑でとれたワインを飲みながら、軽食をつまむのが、オーストリア的スタイル。高級ワインをバーで気取って楽しむのとは異なり、自然に囲まれた田舎の風景と、フレッシュなワイン、素材の味を活かしたシンプルな料理を存分に楽しむことができます。

ワインも品質によって楽しみ方が異なります。瓶詰された質の良いワインを飲む場合にはワイングラスから飲みますが、できたてのワインを樽から飲む場合には、ホイリゲ特有のずんぐりしたグラスを使用します。また、クシュプリッツター(G’spritzter)とよばれる、ガス水と割って飲む白ワインも暑い日に人気。ワインの質やその日の気分に合わせて、様々な楽しみ方ができますね。

そして、ホイリゲ料理も一味違います。パテを塗ったパンや、ソーセージのスライスなどのシンプルなものも、とてもワインによく合いますし、ショーケースから豪華な肉料理を選んで、テーブルで取り分けて食べることもできます。

●秋の風物詩「シュトルム」を飲んでみよう

そんなホイリゲ通いが最も楽しくなるのが、オーストリアや欧州の一部の地域だけで期間限定で飲むことができる、珍しい飲み物が出回る秋です。

オーストリアで「シュトルム」と呼ばれるこの飲み物は、ぶどうの収穫から新酒ができあがる間の、いわばぶどうジュースとワインの中間の飲み物です。ぶどうジュースの甘みを残しつつ、ワインのアルコールも入っていて、甘酸っぱく味わい深い飲み物です。

発酵途中の飲み物ですので、色は濁っていて、発泡しています。アルコール度数は4~11%と、発酵具合によって異なるのも、「生きているワイン」ならではですね。

最近スーパーでもシュトルムをボトルで購入することができますが、まだ中身は呼吸し、発泡していますので、蓋には小さな穴が開けられています。傾けるとこぼれてしまいますので、スーツケースなどに入れて持ち帰るには適しません。

また、発酵途中ということで、飲みすぎるとお腹を壊すことがあります。ドイツで「フェーダーヴァイサー」と呼ばれているこの飲み物が、オーストリアで「シュトルム(嵐)」と呼ばれている理由の一つだとも言われています。

●秋のワイン祭り

このシュトルムを楽しむお祭りが、ウィーン近辺の多くのワイン生産地で開かれます。

半地下のワインセラーが集まった、ワイナリー通り「ケラーガッセ」は、オーストリア独特のワインの村の風景ですが、この「ケラーガッセ」沿いのホイリゲが、それぞれの畑でとれたシュトルムやワインをふるまいます。時には、ハプスブルク時代から使われているワインセラーに入らせてもらえる場合もありますよ。

* * *

オーストリア独特のワイン文化と、秋限定の楽しみ方、いかがでしょうか?

独自の歴史とアットホームな居心地の良さが楽しめるオーストリアのホイリゲとワイン。

ワイン好きな方だけでなく、田園風景の散策を楽しみたい方、秋の風物詩を楽しんでみたい方は、ぜひ一度この時期にオーストリアに足を運んでみてください。

文・写真/御影実
オーストリア・ウィーン在住フォトライター。世界45カ国を旅し、『るるぶ』『ララチッタ』(JTB出版社)、阪急交通社など、数々の旅行メディアにオーストリアの情報を提供、寄稿。海外書き人クラブ(http://www.kaigaikakibito.com/)所属。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. ボスニア・ヘルツェゴヴィナ サラエヴォ市民の命をつないだ「希望のトンネル」|ボスニア・ヘルツ…
  2. ザルツブルクの町 門をくぐれば巡礼の道。モーツァルト生誕の地「ザルツブルク」の知ら…
  3. トルコで18件目の世界遺産に登録 ピラミッドよりも古い!世界最古の神殿「ギョベクリ・テペ」の謎(ト…
  4. 空から眺めるウルルの全容 ブリスベンとゴールドコースト、そしてウルルを巡る旅【ウルル編】
  5. オーストリア国鉄のシティジェット 世界で初めて世界遺産に認定された鉄道| センメリング鉄道を満喫す…
PAGE TOP