
持ちやすい取っ手と形状により、酒を注ぎやすい南部鉄器の酒器。
重厚な南部鉄器の酒器である。平形で注ぎ口が長い。どこか三三九度の酒器を思わせる外観。この形が使いやすい。少し傾けるだけですっと酒を注げる。
鉄器ゆえ直火で酒を温めることができる。鉄器としては珍しく、内側がホウロウ引きのため手入れも簡単、錆を抑える「ならし」をしなくてもすぐに使える。
熱燗はしっかりと温かさを保ち、冷酒も同様に冷たさが持続するのは、保温・保冷力に優れた鉄器ならではのものだ。

酒を沸騰させぬよう、弱火で温めるのがコツ。鉄器は冷めにくいので、時間が経っても呑み頃の温度が持続するのがありがたい。
【今日の逸品】
平燗瓶
岩鋳(日本)
7,700円(消費税込み)
